米国株式投資の真実を伝える [Vol.94]2023年5月8日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(5月1日~5月5日)
<主要指数>
・NYダウ -1.2%
・S&P500指数 -0.8%
・ナスダック総合指数 +0.1%
=駆け足バージョン=
利上げは市場の予想通りだったものの、パウエル議長の記者会見の内容が予想よりもタカ派的だったことで売られました。地銀株の下落も市場心理を悪化させていましたが、アップルの決算発表が好感されて週末に大幅高となりました。
=ちょっとだけ詳しく=
月曜日は週内に連邦公開市場委員会(FOMC)が控えていたことなどから様子見姿勢が強く、小幅に反落しました。
火曜日はファースト・リパブリック・バンクの破綻を受けて地銀株が大きく売られたことや、景気の先行き懸念で原油価格が急落したことで下落しました。
水曜日にFOMCで利上げが決定された直後は買われましたが、その後のパウエル議長のコメントが市場の期待よりもタカ派的だったことから、再度売られました。
木曜日は再び地銀株が急落して投資家心理が悪化して続落となりました。
金曜日は、引け後に発表されたアップルの決算が市場の予想を上回ったことが好感されたほか、堅調な雇用統計の発表で景気に対する懸念が和らいだこと、および地銀株が反発したことで、大幅に反発しました。
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