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米国株式投資の真実を伝える [Vol.162]2024年10月7日配信
休刊予定:10月21日号
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
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1.マーケット振り返り(9月30日~10月4日)
<主要指数>
・NYダウ +0.1%
・S&P500指数 +0.2%
・ナスダック総合指数 +0.1%
=駆け足バージョン=
高値警戒感や中東情勢の緊迫化を受けてリスク回避姿勢が強まり、上値を抑えました。一方、9月の雇用統計などが労働市場の落ち着きを示したことで米国経済に対する安心感が広がり、週間ではほぼ変わらずとなりました。
=ちょっとだけ詳しく=
月曜日はパウエル議長の講演を受けて金利が上昇したことなどから一時下落しましたが、月末・四半期末となる引けにかけて買いが入り、NYダウとS&P500指数が史上最高値を更新しました。
火曜日はイランがイスラエルを攻撃したことでリスク回避姿勢が強まって反落しましたが、翌日には中東情勢のエスカレートが当面はないとの見方が広がり、小幅に反発しました。
水曜日に発表された9月のADP雇用統計や木曜日に発表された9月のISM非製造業景況指数などが景気の底堅さを示したものの、金曜日の雇用統計の発表を前にした様子見姿勢が強く、木曜日は反落しました。
しかし、雇用統計でも労働市場の底堅さが示されたことで景気に対する安心感が広がり、NYダウが再び高値を更新しました。
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