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米国株式投資の真実を伝える [Vol.48]2022年5月23日配信
休刊日:5月30日(来週休刊)
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか
皆様が資産形成で成功するために一緒に学び啓発し合うオンラインサロンです。大好評のメルマガ「メディアで鍛える米国株式講座」だけでは伝えきれない内容や、米国株式投資の魅力を体感できる会員向けのセミナーを提供します。
2000万円達成ペースメーカー
出所:金融庁 資産運用シミュレーションを基にエグゼトラスト株式会社作成
※上記数字はあくまでシミュレーションであり、将来の運用成果を保証するものではございません。また手数料、税金は考慮しておりません。
読み方:想定利回りと達成年限
3~4%なら30年以上:ラップファンドやバランス型の投信がこれ
5~7%でも25年はかかるよ:米国以外の株式投信だとこうかな
8~10%なら20年ほど:控えめにみたS&P500の上昇率だとこうだ
S&P500のパフォーマンス実績(配当再投資1970-2021)
正しいリスクテイクで早期に2000万円達成しよう
川田のメッセージはすこぶる簡単。2000万円の達成には余裕資金にできるだけ効率的に働いてもらうことだ。そのためには当事者の皆さんがリスク・リワード(見返り)の意味を正しく理解することが大事だ。毎週メルマガを読む前にこのテーブルを眺め、正しい投資姿勢を確認しよう。
さあ、2000万円達成までのカウントダウンを今すぐ始めよう!
1.マーケット振り返り(5月16日~5月20日)
<主要指数>
・NYダウ -2.9%
・S&P500指数 -3.0%
・ナスダック総合指数 -3.8%
=駆け足バージョン=
小売企業が業績見通しを引き下げたことを受けて、企業業績に対する懸念が広がり、下落しました。景気減速懸念から長期金利は低下しましたが、株式市場の下支えにはならず、NYダウは約90年ぶりの8週連続安となりました。
=ちょっとだけ詳しく=
前週末の大幅反発の勢いは続かず、世界的な経済成長に対する懸念が続いて不安定な展開で始まりました。
上海での新型コロナウイルスの感染者数減少などが好感されて、一時的に反発する局面はありましたが、大手スーパーマーケットチェーンのウォルマートなどの小売企業が業績予想を引き下げたことを受けてインフレ率上昇による利益率の低下などが懸念され、投資家のリスクを回避姿勢が強まりました。
その後に発表された経済指標が低調だったことで長期金利は低下しましたが、景気減速懸念は根強く、底値を探る動きが週末まで続きました。
結局、NYダウが1932年以来の8週連続安となったほか、S&P500指数やナスダック総合指数も2001年以来の7週連続安となりました。
S&P500指数 5年間チャート
2.今週のピックアップ記事
資産形成に役立つ情報を、私が得た情報の中から気になるものをセレクトしランキング、極々私的な見解でコメントするコーナーです。
【1】日経新聞 歴史的株安、新たな局面へ 5/21
・ダウは週間で3%安、8週連続で下落。1896年以降、最長続落記録は8週連続で今回を含めて過去2回だけ。下落スピードも過去最速級。S&P500種株価指数は年初から96営業日目に当たる5月19日までに18%も下落。年初からの96営業日の下落率では1932年(33%)、1940年(20%)に次ぐ大きさ。
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