■バロンズ・ダイジェスト2020年3月1日号
エグゼトラストが翻訳を行っているバロンズ・ダイジェストWEEKLYマガジンの読みどころをご紹介します。米国の投資情報週刊誌Barron’sから、日本の投資家の皆様にも有益な記事をピックアップして、日本語でお読みいただけます。一部無料でご覧いただける記事もありますので、是非一度アクセスください。
新型コロナウイルスの影響で相場は急落した、これを受けて「カバー・ストーリー」を含めほとんどの記事でこの問題を扱っている。共通しているのは、かくも短期間で急落した事実は認識したうえで、“これで買いやすくなった”とのメッセージで共通している。この楽観主義が「バロンズ・ダイジェスト」であり通常の日本のメディアと異なるところだ。
1. 新型コロナウイルスで相場下落の中、現金を保有している安全銘柄を探す
1.「カバーストーリー」では、ではバフェットを引き合いに「株と債券では株の割安さが一層際立つ」。主要ハイテクのキャッシュリッチ銘柄は割安さで魅力が高まっている。セクターを問わず自社株買いが活発になる、といった具合だ。
2. 新型コロナウイルスがもたらすサプライチェーンの混乱
2.「米国経済」ではハイテク、アパレル、産業機械への影響は大きいが、その正確な影響を把握することは困難だ。しかし、しばらくすればこの混乱も落ち着きを取り戻す。
4. 新型コロナウイルスのヘルスケア業界への影響
4.「ヘルスケア」では今回、治療薬とワクチンの開発で話題をあつめ株価が乱高下したギリアド・サイエンシズ(GILD)とモデルナ(MRNA)について冷静な分析を加えている。その後、製薬、健康保険、病院関連のヘルスケア各セクターへの影響と注目銘柄についてコメント。
6. テスラが時価総額1兆5000億ドル企業になる可能性
6. 「インタビュー」はバロン・キャピタルの設立者ロン・バロンだ。同社のファンドは極めて成績優秀だがテスラ(TSLA)に注目している。時時価総額は大きく上下しているが現在約1500億ドル(直近 1200億ドル)だが、10年後にはアップル、マイクロソフトなみの1兆5000億ドルになってもおかしくない。
7. ウォルト・ディズニーのボブ・アイガー氏の続編はヒット作のようだ
7.「注目銘柄」は、ウォルト・ディズニー(DIS)。96年の歴史の中で7人目のCEOでトップは長期政権が同社の掟か。ただしCEOに就任予定のボブ・チャペック氏は現CEOのアイガー氏の前では依然として知名度が低い。しかしそのアイガー氏も元CEOのアイズナー氏の前で当初は影が薄かったが、その後の活躍は株価500%上昇に現れている。
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