米国株式投資の真実を伝える [Vol.166]2024年11月11日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(11月4日~11月8日)
<主要指数>
・NYダウ +4.6%
・S&P500指数 +6.0%
・ナスダック総合指数 +5.7%
=駆け足バージョン=
トランプ氏の当選が早期に判明したことで不透明感が払拭されたほか、新政権の政策に対する期待感から主要株価指数は高値を更新しました。財政赤字の拡大などを懸念して上昇していた金利が低下したことや0.25%の利下げも好感されました。
=ちょっとだけ詳しく=
月曜日は、選挙や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢が強く、反落で始まりましたが、火曜日に発表されたISM非製造業景況指数が市場の予想を上回って約2年ぶりの高水準となり、景気のソフトランディングへの期待感から反発しました。
大統領選挙の結果が火曜日の夜に判明したことで不透明感が払拭されて買い戻しが入ったほか、新政権の政策に対する期待感から水曜日は大きく上昇しました。
木曜日のFOMCでの0.25%の利下げは好感されたものの、大きな影響はありませんでした。
トランプ氏の当選を受けて一時大きく上昇していた長期金利が金曜日にかけて急速に低下したことも下支えとなり、主要株価指数は史上最高値を更新して週末を迎えました。
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