米国株式投資の真実を伝える [Vol.163]2024年10月14日配信
休刊予定:10月21日号
朝会動画:10月14日号、21日号お休み(海外視察中)
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(10月7日~10月11日)
<主要指数>
・NYダウ +1.2%
・S&P500指数 +1.1%
・ナスダック総合指数 +1.1%
=駆け足バージョン=
週前半はやや材料不足の中をもみ合いの展開となりました。CPIやPPIの発表を機にインフレの落ち着きが再度認識されたほか、金曜日の大手銀行の決算発表が好感されたことで再び買いが入り、NYダウとS&P500指数は高値を更新しました。
=ちょっとだけ詳しく=
週初は金利上昇に加え、中東情勢やハリケーンへの警戒感から反落しました。グーグルが反トラスト法訴訟で敗れたことも重石となりました。
火曜日は、中国当局が追加の景気刺激策の発表を見送ったことが懸念材料となりましたが、金利上昇の一服などから反発しました。
水曜日には9月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表されましたが、特に材料視されず、景気のソフトランディング期待を背景に続伸となりました。
木曜日発表の9月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことはやや懸念されたものの、金曜日の生産者物価指数(PPI)の発表を受けてインフレの落ち着きが再度認識されました。大手銀行株の決算発表も好感され、NYダウとS&P500指数は史上最高値を更新して引けました。
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