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通貨強弱って何なの?fx通貨強弱が分かるとトレード手法がどう変わるの?

fxの基本は“最強通貨を買い、最弱通貨を売る”こと。ネットで無料で手に入るこの情報を私が知ったのは12年前(2022年現在)でした。

あなたは“いつ”通貨強弱についての知識を“どこ”で“誰に”、“どんな情報を”得たか覚えていますか?そしてその知識を得て…トレード結果が改善されたでしょうか?

そして…どんな手法を使用していますか?

私は通貨強弱知識をネットで得てから…最初の2年間…勝つことが出来なかったんです…。

あなたも…今現在カレンシーストレングスに関するツール、mt4インジゲーター、アプリを使用しても中々安定的に勝てず苦しんでいないでしょうか

強弱の勢いの強い通貨ペアに飛びのって…勝てない…。

一覧表示される通貨単体のチャートを見ても…何の意味を表しているか分からない…。

折角使えそうなカレンシーストレングス関連のmt4インジゲーターをダウンロードしたけど…

トレードにどうやって情報を活用し手法に反映させていいのか?

リアルタイムで上下するチャートを観察しながら今現在悩んでいる…。

私が悩んだ項目のごく一部です。あなたも…同じ悩みを抱えていませんか?

そんな時に役に立つのは、きちんと…通貨強弱の意味を知る事です!

このサイトのトップページを一読頂くと…あなたの今抱えている悩みが“ス~”と無くなります。

判定ツールに表示されたラインの意味が分かると…価格変動が起きやすい通貨ペアを選択し、売買方向を迷わず決めることができるようになりますよ。

通貨強弱ツールやmt4インジゲーターを見た時に…

“たくさん線が表示されていて…意味わからん…”

これが…

“今トレンドが発生している通貨ペアはこれ!売買方向はこっち!”

自分のポジションを保有する際に自信がでてきますよ!

知ってた?通貨強弱の意味とは?

私が通貨強弱を勉強して最初に分からなかったのは、分刻みで変化する8つのラインの意味でした。

https://currency-strength.com/

どうして8つの通貨を同時表示しているのか?ここが分かなかったんです…。

fxの取引通貨は通貨ペア(例…USD/JPY)なのに単体表示(例…USD)されているのはどうしてなのだろう?私が疑問に感じた事でした…。

これは本当に基本的なことですが、通貨強弱とは…単体通貨でその通貨が買われているのか?どの通貨が売られているのか?を意味しています。

同時表示された1本のラインは通貨ペアではなく…単体通貨の強弱を意味しています。

つまり、分刻みで上下に動く8通貨のラインは通貨単体です。一番買われているものが強くなり…売られているのが弱くなります。

つまり、上下に一番開いている通貨の組合せが、表示されている8通貨の中で一番お金が動いている通貨の組合せという事なんです。

この事をきちんと理解することで、現在多くのトレーダーが現在売買し、トレンドが発生している通貨ペアと売買方向を知る事ができるという結果に繋がります。

通貨強弱を理解するとあなたはどう変わるのか?

通貨強弱を理解するとトレンドが発生している通貨ペアを見つけることができるようになりますよ。fx通貨強弱ツール、mt4インジゲーター、アプリは通貨単体の強弱を同時表示させるものがほとんどなので、トレンドが発生している通貨ペアをパッと見て瞬間的に発見することが可能になります。

通貨単体の強さ、弱さを参考にするので…トレンドフォロー(順張り手法)戦術が基本になります。

上の画像で一番上に表示されているのは…AUD(オーストラリアドル)

そして、一番下に表示されているのは…JPY(日本円)

つまり、この日一番買われて相対的に強かった単体通貨はAUD(オーストラリアドル)。一番売られて弱かった単体通貨はJPY(日本円)でした。

それではこの日のAUD/JPYのチャートを確認してみましょう。

AUD(オーストラリアドル)が買われ、USD(日本円)は売られたので…

AUD/JPYは現在上昇トレンドである。という事がパッと分かりますよね。

あなたがトレード直前に色々な通貨ペアチャートを並べて…

「どの通貨ペアがトレンドが発生しているのかな?」

「この通貨ペアは順張り、逆張り…どちらが勝ちやすいのだろう?」

通貨強弱をトレード直前に確認するだけで今一番“アツい”通貨ペアが瞬時に分かってすぐにチャートを確認することができますよ!

このパッと見てトレンドが発生している通貨ペア、売買方向が瞬時に分かるのがカレンシーストレングスを使用する最大のメリットです。

そして、ここににテクニカル指標を組み合わせる事でトレンドに従ったポジションを保有することができます。

通貨強弱を活用するなら順張り手法が最適!

通貨強弱を活用したトレード手法はどんなスタイルがいいのだろう?

あなたは疑問を感じませんか?相対的に一番大きなお金の流れを参考にするので、答えは…トレンドフォロー(順張り)が最適です。

理由は本当にシンプルです。

それは…通貨単体の強弱差が大きく開いている通貨ペアに“一番お金が流れているから”です。

なので、その方向に順張りをするとトレンドに逆らわず負けずらいトレードをすることが可能になります。

また、これは応用ですが…通貨単体の強弱差が開いていない通貨組合せは、強弱関係が均衡状態のためレンジ相場ということが分かります。

ここが分かると…値幅の動いていない通貨ペアでトレードすることがなくなります(※レンジ相場狙いのトレード手法を得意とする場合はトレンドが発生していない穏やかな値動きの通貨ペアを見つけることが可能になります)。

あなたが通貨強弱を理解するとトレンドが現時点で発生している通貨の組みわせがパッと瞬間的に判断できるようになるんです。

それでは実際に通貨強弱を確認し価格変動の動向を一緒に確認してみましょう。


※上画像は『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』画像です。

上の画像で一番上部に表示されているのはAUD。そして一番下に表示されているのはJPYです。

上の通貨の組合せで相場環境がこの日どのようになったのか?ここを一緒に確認してみましょう!

上のCurrency Strength Chartで一番上部に表示されているのはAUD

そして下に表示されているのはJPYです。

つまり…

AUDがとても強い
AUD高方向へ価格が動きやすい相場環境

JPYがとても弱い
JPY安方向へ価格方向が動きやすい相場環境

という事がパッと見て分かります。

もう一度上の判定ツール画像を一度確認して頂けるでしょうか?

この日AUDが一日中右肩上がりの上昇をしています。そしてJPYは逆に下方向に下がっています。

これは「JPYが売られてている。そしてAUDが買われている」といことです。

つまり「AUDが強くJPYが弱い」ということは…「AUD/JPY(オーストラリアドル/日本円)」は上昇するということが分かります。為替レートは左側に表示されている単体通貨と右側に表示されている単体通貨を交換する価格を表示したものです。

この場合AUD>JPYの力関係なので…AUDが買われJPYが売られているという事。つまり言語にすると…

「AUDが買われてJPYが売られている」と言う状態です。

この「JPYが売られてている(弱い)。そしてAUDが買われている(強い)」という力関係が長期間続くのが…上昇トレンドが発生する要因です。

なので、通貨強弱を理解することで数ある単体通貨の中で一番お金が動き価格変動が発生している単体通貨をパッと瞬間的に分かるようになります。

つまり最強、最弱通貨の組合せを選択し、強いトレンドが発生した通貨ペア、売買方向で負けずらいトレードをする事が可能になります。

なので…カレンシーストレングスの情報を活用したトレード手法はトレンドフォロー(順張り)が最適です。

通貨強弱ができるとリアルチャートはどうなるのか?

上の判定ツールが示したAUDが最強の時に関連通貨はどうなっているのかを確認してみましょう。この日最強、最弱の組合せのAUD/JPY。そしてAUD関連の中で一番取引量の多いAUD/USD。比較する対象としてこの日相対的に弱い傾向のAUD/CHF、強弱差があまりなかったEUR/AUD、のチャートを同時に並べてみます。

上記画像のチャートは全て1時間足で表示しています。4つ同時に表示させることで全ての通貨ペアでAUDが強くなっていること。そしてもう片方の通貨が弱くなっている事がリアルタイムチャートで確認することができますよね。

FX価格レートは商品先物取引と違い…片方の通貨を買い、もう片方の通貨を売る交換レートです。なので…片方の需要が高まれば相対的にもう片方の需要が低くなります。

上のようにチャートを並べることで…為替レートの仕組みの「左側の通貨が上がるから…もう片方の通貨が下がっている…」が視覚的に理解できます。

また、通貨強弱ツールを活用すると8通貨の中で一番強く買われて上昇している、または売られて下降している勢いの強い通貨ペアのチャートを探すことができるという訳なんです。

時間帯特性を利用してエントリーする

通貨強弱の意味を理解すると短時間で価格が動く通貨ペアを選択し、利益の出しやすい売買方向でエントリーする確率も高くなります。

スキャルピング~デイトレードで重要なのはエントリータイミングです。

あなたがトレードをしようと準備した時間に…

「あれ?価格に勢いがなくなっちゃった…」

こんな風に感じるような狭いレンジ相場になってしまうと長時間パソコン前で拘束されてしまいますよね。

こんな膠着状態を避けるために重要なのが…fx市場の時間帯特性です。

時間帯特性を意識したエントリーを意識する事で変動幅の高い時間にトレンドに従った順張りをすることができるようになりますよ。

通貨強弱を活用したトレードをしやすい時間帯

日本時間朝方から欧州勢が参加するまではアジアンタイムと呼称されレンジ相場になりやすい傾向があります。ある程度の価格帯をいったりきたりするレンジ相場になりやすいので薄い利ザヤを高勝率で狙う朝スキャ、または特定通貨ペアの値動きの特性を狙った短期売買に向いています。

トレンドが統計的に発生しない時間帯のため…この時間はトレンドフォロー(順張り)手法には向いていません。

通貨強弱を活用してトレードする場合は上記時間を過ぎてから欧州、英国勢が参加する時間帯です。

特にロンドン市場オープン後1時間程経過すると、その日最初に買われている通貨、それに対して売られている通貨が確認できるようになってきます。

通貨のパワーバランスを一定期間確認すると分かるのが…一日のトレンドの方向性の初動が起きやすいのは欧州、英国勢が参加する日本時間夕方という特徴です。

上で解説した時間帯特性を意識すると、あなたに2つのメリットがあるんですよ。

相対的に最強、最弱通貨を確認してからエントリーするので大きなトレンドに従ったポジションを保有できる

欧州、英国市場からオープンしfx市場に大きな資金の流れの初動が発生します。

通貨強弱ツールを活用することで、大きな資金を運用するビックプレイヤー、機関投資家がどの通貨を買っているのか?売っているのか?

ここを明確に確認後エントリーすることで通貨の強弱に従ったトレードをしやすくなりますよ。

大きな資金の流れが一度起きた場合その日のトレンド継続生する可能性が高い

欧州、英国時間に前日の高値、安値を更新した場合、その日一日その方向で価格が推移です可能性が高いです。ネットでよく紹介されている欧州、英国ブレイクアウトというトレンドフォロー手法がこの特性を利用した代表ロジックです。

特定通貨で自動売買化され非常に多くの数が販売されています。

10年以上前から販売されている投資書籍でも紹介され現在でも同じような売買ロジックのeaが販売されているので、この時間帯に高い変動幅がありエントリーチャンスがあるということは過去のデータやバックテストからでも確認することができます。

通貨強弱の意味を理解することで、トレンドの発生している通貨ペアが分かり…fx市場の時間帯特性を考慮することで、エントリーチャンスの時間帯が理解することができます。

通貨強弱のトレンドをmt4インジゲーターで見極める

通貨強弱(カレンシーストレングス)を視覚で確認するために無料で使用できるカレンシーストレングスツールが現在複数ネット情報やアプリで確認することができます。

調べると…その数の多さに…

「どのツールやアプリの情報を参考にすればいいのだろう?」

…こんな風に悩んでしまいますよね。

そんな時に手軽で便利なのはmt4インジゲーターのccfp (Complex_Common_Frames percent)です。

今回私が入手した先は“MT4でFX Abysse”です。ネットでこのインジゲーター名を検索ワードに入れて調べると複数のサイトやブログで紹介されていますのでかなり人気のmt4インジゲーターではないのか?と私は使用する前に使い方を調べて感じました。

mt4のインジゲーターなのでチャートに同時表示させることができます。サイトやアプリをトレード中に確認しなくて済むので非常に便利です。またネットで検索しm4フォルダ→カスタムインジゲーターフォルダに収納しチャートに設定するだけすぐに使用できるようになります。

それではccfp使用方法と見方について解説します。

ccfp (Complex_Common_Frames percent)の使い方

ccfpで大きく上下の差のついた通貨単体の組合せがトレンドが発生している通貨ペアです。

8本の線が表示されていますが、これは2つの通貨ペアの組合せの価格レートを独自の計算式で通貨単体の強弱を分かり易く表示しています。なのでトレンドが発生している通貨がパッと見て確認することができます。

『通貨強弱ができるとリアルチャートはどうなるのか?』で解説させて頂いた…AUD/JPY、AUD/USD、AUD/CHF、EUR/AUDチャートにそれぞれ反映させてみます。

注目するポイントは上記チャート画像の下に広がる2つのラインです。このラインを参考にトレンドが今現在どんな状態なのか?ここを分析するのに私は下のようなイメージで分析をしています。

通貨単体の勢いを2つ同時に表示し確認することで客観的にトレンドの勢いを確認することができます。上のチャート画像4つは全てトレンドが発生している状態です。中でもAUD/CHFは今回監視した通貨の中で一番値に勢いがある状態ということが分かりますね。

マルチフレーム分析で通貨強弱を判断しよう

それでは実際に複数の時間足を同時表示させて、長期~短期の通貨強弱を確認してみましょう。このページで解説している通貨強弱判定ツールではこの日最強通貨はAUD。そして最弱通貨はJPYなのでAUD/JPYチャートを使用し分析してみます。

長い時間足の方向性を確認後に短い時間足でエントリーすることで精度の高い環境認識をすることができます(下のチャートは左からAUD/JPY5分、15時間、1時間足の順番です)。

今回はスキャルピング~デイトレードをする目線でチャート分析をしてみます。1時間足では一度2つのラインが大きく口を開いた状態なので上昇トレンドが発生している…という事が分かります。

15分足でも2つのラインが日本時間16時から18時頃まで口を開いているのでこの日多くの相場参加者が買い目線でポジションを保有しているという事が伺えます。

時間帯特性の章で簡単に紹介させて頂きましたが、日本時間16時~18時はトレンドの初動が発生しやすい時間帯です。

強いトレンドが発生する場合この時間から米国市場がクローズするまで通貨強弱順位が変わらず…日本時間16時~18時にべレイクした方向に値が動くことがほとんどです。

なので…この時間帯にインジゲーターのラインが開き始めているので上昇トレンド発生の可能性が強い。という目線で私は分析をしています。

5分足、15分足に引いた水平線は日本時間夜20時前の高値に線を引いています。15分足、5分足共にこの価格帯が押し目になっていることがチャートを見ると確認することができますね。

その後米国勢が参加する21時以降に少し価格を戻す展開になりましたが…日本時間朝方にまた高値付近に価格が上昇したことが分かります。

いかがでしょうか?日本時間夜間に取引する場合ccfpを表示するだけで精度の高い通貨強弱の分析ができるようになると感じませんか?

それでは次の章では実際のトレード例を挙げていこうと思います。

通貨強弱を参考にスキャルピング手法を実践してみる

私が通貨強弱トレード手法をするために使っているのは先ほど紹介したccfp。そして時間帯特性の情報を得るために『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』を使用しています。

エントリーやイグジットはmt4に標準装備されているボリンジャーバンド、emaを使用しています。それでは私のトレード手順を解説します。

通貨強弱スキャルピング手法の準備


この記事で使用し見方を解説してる通貨強弱判定ツール、またmt4インジゲーターは無料で使用できるものを使っています。

『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』はスマホでアプリのように表示できるので強い通貨、弱い通貨を知りたい時に便利ですよ。

Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート

通貨強弱と同じくらい重要視しているのは時間帯特性です。

カレンシーストレングスを参考にトレードする場合トレードが成功するか?しないのか?ここを決めるも一つの重要なポイントです!

日当たりの変動幅で一番トレンドが働いている通貨の組合せを探すために『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』を最初に参考にします。

確認する時間は為替市場が夏時間の場合日本時間17時以降、冬時間の場合は18時以降です。これは日本時間朝方~午後15時頃まで続いたレンジ相場をブレイクしたことを確認してからポジションを保有するためです。

アジアンタイムから欧州、英国市場がオープンすると同時に変動幅が増加します。どうして相場が動くのか?これを理解しその結果通貨強弱が一気に開いた通貨の組合せでトレードを行います。

通貨ペア、売買方向を選択するのに『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』です。

mt4表示テクニカル指標

mt4をダウンロードした時に初期設定で使用できる2つのテクニカル指標を表示させます。そこに加えて上で紹介したccfpを表示させるので全てで3つのテクニカル指標を使用します。

  • EMA10、25、75(エントリーに使用)

  • ボリンジャーバンド(トレンド判定+決済に使用)

  • ccfp(環境認識に使用)

通貨強弱トレード手法の手順

通貨強弱トレード手法の手順は全部で3工程の手順を踏みます。その手順は以下の3つのプロセスを踏みます。

  • 1日の中の特定時間の通貨強弱を確認し取引通貨ペア、売買方向を決定

  • ccfpで長期トレンドを確認

  • テクニカル指標を参考にトレード

それでは各工程を解説させて頂きます。

特定時間の『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』を確認し取引通貨ペア、売買方向を決定する

一番最初に確認するのは時間帯特性です。記事上部で解説しましたが日本時間夕方からの通貨強弱を『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』で確認にします。

確認するのは8通貨の中で最強通貨、最弱通貨の組合せです。目的はトレード直前に一番勢いのある単体通貨の組合せを選択するためです。

なぜ夕方からなのか?これは…日本時間朝方から14時頃まで24時間取引できる為替相場の中でもこの時間帯は相場参加者が少ない事が要因です。

そのため『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』はほとんど強弱差が発生しずらい傾向があるからす。

トレンドの初動を確認するために欧州、英国勢が参加した1時間後に出来上がった判定ツールを見ることで、勢いのある通貨の組合せを探します。

この少し時間を空ける目的は、勢いのついた通貨ペアを見つける事に加えて…あるメリットがあるんです。

それは“騙し”に合う予防策です。

ブレイクしたと思ったら、また価格が戻ってしまい、今度は真逆の方向にブレイクしてしまった…こういった急激な値動きは欧州、英国参加者が参加直後から1時間以内で起きるパターンを私は何十回も確認してきました。

少し待つ時間を作ることで“騙し”を避けるという意味合いがあるのです。

上画像の『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』では17時~18時に相対的に強くなった通貨はAUD。そして弱くなった通貨はJPYでした。なので欧州勢、英国勢はAUD/JPYロング方向のポジションを保有している。そしてこの日私は暫くトレンドが継続するのではないか?こう私は考えました。

そして今度は長期トレンドを確認します。

ccfpの日足、1時間足でトレンドの状態を確認します

ccfpで確認するのは上下に開いた2つのラインからトレンドの方向性、強さを確認するためです。その日の通貨強弱を参考に短期売買(スキャルピング~デイトレード)をする場合長期トレンドを確認するための時間足は1時間足です。15分足は各市場の値動きを全体的に把握するために私は使用しています。下画像は実際に私が使用しているチャート画像です。

このチャート画像から…ccfpの2つのラインから私は下のように分析しました。

この時点でAUD/JPYの長期トレンドは買い目線と仮定しエントリーのタイミングを5分足を使用しタイミングを測ります。

エントリーのタイミング

エントリーのタイミングはボリンジャーバンドミドルライン+EMA25を参考にトレードします。

決済ポイントはボリンジャーバンド2σ+分割決済

決済ポイントはボリンジャーバンド2σにタッチした5分足が確定した時点で決済するのが基本です。

これは決済ポイントにタッチした後に急激に値を戻しその後また高値を更新する…“あや戻し”で損切りラインの値を割ってしまう可能性があるからです。

「なんだ…スキャルピングとは言え…10pipus程度しか抜けないないじゃないか…」

あなたはそう感じていませんか?そんなあなたが利を伸ばす方法として私がおススメするのは…分割決済です。

通貨強弱スキャルピング手法の分割決済方法

これは私個人が通貨強弱を観察しながら利益を伸ばすために実際に行っているイグジットルールです。最初に分割決済を予定しているので…どこで?どの割合を利食いするのか?ここを解説させて頂きます。

①は上で解説したイグジットポイントです。ここでポジションの80%を決済します。

②は最初の決済ポイントから更に高値を更新した後、一度値を戻しまたその高値ラインに到達したら残りのポジションの80%を決済をします。にボリンジャーバンド2σにタッチした足が確定したらポジションの80%をまずは決済。

③も②と決済ルールは同じ条件です。②でつけた高値を更新した後に一度値を戻し、またその高値ラインに到達したら決済します。

私がスキャルピング~デイトレードをした場合全てのポジションは3回目で決済しています。最初の80%決済をした直後にポジションの建値にストップ注文を移動し為替差益を残すと共に…利益を伸ばすために私が実際に行っている分割決済方法です。

上のようなイグジットルールを取り入れることで重大ニュースや、要人発言が原因の急な価格変動が発生したとしても建値ストップに加えて最初にポジションの8割を決済しているので安定的に利益を残すことが可能になります。

通貨強弱を勉強しても勝てない時は…?

通貨強弱について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?私が通貨単体の強弱の勉強を始めたのは3年前(2021年現在)でした。

その時ネットでカレンシーストレングスを参考に通貨ペア選択、売買方向についてのサイト、ブログをGoogleで検索し1ページ目から10ページまで全て目を通しても…全く参考になる情報はありませんでした。

書いてある情報は全て同じような内容。そして実際にトレードした結果、トレード直前にどのような情報を参考に通貨ペア、売買方向を決定したのか?仮にトレードしたとしてもある一定期間検証した記録は存在しなかったんです。

なので…私は通貨強弱の意味を理解できるように知識を入れながら…その日最強通貨を買い、最弱通貨を売ることを愚直に1年間継続しブログで記録し続けました。

自分と同じ悩みを持つ方のお役に立てればと考えたからです。

ですが…全く安定的に勝つことができなかったんです。

たくさん負けました…。

負け続けて…心が折れそうになったこともありました。

ですが…痛みをたくさん経験することで…大負けの少ないトレードに変化していきました(詳しくはアメブロにて)。

負けずらいトレードが出来るようになった理由は『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』を使用した通貨ペア選択、売買方向の決定方法に徹底的なカイゼンを加えたからです。

さらに…カイゼンを加えて負けたトレードを検証し、その対策にトレードフィルターを作成したからです。

…現在すごく簡単なトレードフィルターを取り入れてからトレード結果が著しく改善しました。

実は去年転職し…今回紹介したスキャルピング~デイトレード手法を行う時間が現在作れません。

あなたがもしも…私と同じようにチャートを監視している時間がなかなかとれない場合は…指値注文でエントリーするトレードもいいのではないでしょうか?

私は日本時間朝7時~9時頃に前日完成した『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』を確認し監視すべき通貨ペアを決めたら指値注文をいれるだけのシンプルなトレード手法に落ち着きました。

下はそのトレードの一例です。

通貨強弱フィボナッチトリースメント手法の実践と結果

指値で全て完結するトレードなので一日一度チャート分析をして注文まで私は10分程度で終わります。使用するテクニカル指標はフィボナッチトリースメント。3~4日程度保有するスイングトレードです。

通貨強弱手法…参考ドル円チャート

上の取引履歴の2021年3月22~25日のドル円チャートです。
※履歴表示のためにmt4カスタムインジゲーターShow_historyを表示しています。

通貨強弱手法…参考ドルスイスフランチャート

上記履歴の2021年3月11日~23日のドルスイスフランチャートです。

大きく利益を伸ばすためにポジション保有期間が長くなってしましました。

通貨強弱手法フィボナッチトリースメント描写例

私のスイングトレード手法『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』を参考に取引通貨ペア、売買方向を選択しフィボナッチトリースメントの押し目を探して指値を入れる…。こんなシンプルなトレード手法なんです。

通貨強弱を利用した短期売買で勝てない時は?

私はこの記事の最初に自分のトレード体験談を紹介しましたが…通貨強弱を勉強して2年間何度もゼロカットを経験しました。

『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』やccfpを参考に短期売買を繰り返し…出来上がったチャートを後から検証し…

“勝てそうで…勝てない…”

“今月何回目の入金をしたんだろう…”

上のような自動思考がfxをしながら日本時間深夜に毎日、同じような時間、同じ場所に襲われるようになりました…。

そんな私が上記のようなトレードで安定的に現在利益を積み重なる事がでるようになったきっかけは…通貨強弱判定ツール+αの工夫です。

通貨ペア選択、売買方向の決定プロセス研究3年。

ここにトレードフィルターを加えて2年経過しました。

私のトレード手法の最重要ポイントは…『Currency Strength Chart - FXの通貨強弱チャート』を使用した取引通貨ペア、売買方向決定プロセスです。

もしも…あなたが…私のように通貨強弱を検証し…

実際にトレードで安定的に勝てなくて…どうしてだろう?

原因はトレードのどのプロセスなのか?

取引通貨の選び方、売買方向の決め方に対策をして…

トレード手法をカイゼンしたいけど…

…どうしたら良いのか分からない…。

こう感じたら…私の検証レポートを参考にして下さいね!

私が通貨強弱を検証、研究したレポートは期間限定で“noteの個別記事”にて紹介させて頂きました。

レポートで紹介している…取引履歴の通貨ペア選択、売買方向決定プロセスが…

あなたの悩みを…最短で“ス~”と解決するヒントになりますよ!
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通貨強弱判定ツールを利用した通貨ペア選択方法の研究結果と考察


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