EQの知識ほぼ0なので勉強をしてみた
こんにちは。かわせみです。
mixする時に、EQって実際何を目的で使うんだろって思ってネットで調べると、よくこの辺の音(周波数)をカットする、ゲインを下げる、なんていうのをよく目にするし、聞いたことがあると思うんです。
カットっていうからには、何かを減らす、無くすんだろうと想像はできますが、なんとなく漠然としていて具体的にどうしたらいいのかわからないので、勉強ってことで調べました。
前回の記事同様、今回も筆者Jason Mossさんの解説動画を参考にしました。
筆者のJason Mossさんはこの処理のことを「sweep and destroy」と呼ぶ
手法で手順を説明されています。
以下、翻訳してまとめてみました。
減算式EQを正しく使用するためのヒント
1.EQのゲインを+18に設定、 Qは8に設定する
2.周波数を10H〜ゆっくり上に動かしながら、
ピーキーな音、低音ブーム、耳障りな音を確認する
3.大体のポイントが確認できたら、周波数を上下にゆっくり動かして、
周波数のポイントを確定する。
4.設定したゲインとQ幅の特定の範囲だけにする”ソロモード”を
オンにする
5.EQをカットしようとしている範囲の音だけ聴こえるので、
最適なQ幅を設定する
6.Q幅を設定したら、ゲインを0にする
7.ここで全ての音を止めて、15秒程度、耳を休ませる
(この耳を休ませるっていうのが重要みたいですね!)
8.ゲインをゆっくり下げていく。
カットの目安として大体-3〜-4DBで効果はある。
必要以上にカットする必要はなし
9.エフェクトをバイパスして、処理前と処理後を聴き比べる
EQ処理時のポイント
1.ヘッドフォンを使う
2.あるノート(音程)でなっている周波数の音はカットしない
3.ミックスの他の部分との関連で、常にEQをかけているトラックを聴いてください。ソロボタンは使わないようにします。
EQ処理しているトラックだけ聴くといい感じに聞こえるけど、他の楽器、音を合わせた時にどう聞こえるかわからなければ、EQ処理しているトラックをどのようにするのかがわかりません。その状態でミックスを始めると、結果間違って処理して後々また修正ってなって無駄な時間がかかります。
まとめ
今まで漠然としていた知識でEQ処理をしてましたが、この解説動画をみてから、あまり難しいことはしてなさそうと思いました。
早速、昔作った曲を使って、実際にやってみたら、「あーこんな感じでできるんだー」ってすごく楽しんでできちゃいました。
あとは、EQ は定評のある「FabFilter Pro-Q 」が使われていましたね。
筆者のJason Mossさんは動画内で、、、
私にとっては、FabFilter Pro-Qのサウンドと柔軟性に勝るものは何もありません。その滑らかなGUIは目に優しく、内蔵のスペクトラムアナライザは非常に貴重です。私は他のプラグインはほとんど使用しません。
と言っているぐらい推してますね(笑)
だからと言って、全く同じ「FabFilter Pro-Q 」のEQじゃないとダメなの? っていうと、そんなことはなく、自分が普段使っているお気に入りのEQで十分対応可能だそうです。
今だと「FabFilter Pro-Q 」が 4/30までセールなので、これを機会に手に入れて動画見ながら実践してみるものいいですね。
私もセール中に買って使ってみようと思います。
まずは、「とにかくやってみること」ですね。
それでは、
参考にしていただければ幸いです。
ありがとうございました。
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