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カンジャンケジャンを、シャコで作ってみた。(カンジャンケッガッセ)

週末なので釣りに行きたいと思った。
釣りに関してはまだまだド素人なんですけど・・・

好きなことに上手い下手関係ないよね!
基本エサ釣りしかできないです。一時期ルアーもやっていたけどムズカシイ・・・今回は青虫ちゃんでキスとかカレイ狙いで行ってまいりました。

●釣りに行ったって話から

僕の住んでいるところは釣りをするとなると西に向かうか北上するかの2択になっちゃいます。
感覚的に左に行くか右に行くか。
移動に時間かけるよりできるだけ海に長くいたい派なので、
釣りをするとなったら距離的に糸島方面か新宮や福間などの方向。

なんですが、まー最近あまりにも釣れてない。

というわけで、

今回思い切って遠出をしようと思ったわけです。
新しい海ならお魚たくさんいるんじゃね?

●そして目指したのは佐賀県は伊万里市

よくよく考えると福岡県以外で釣りをすることが多分初めて。
お隣佐賀県とはいえ初めての県外フィッシング。
私+友人二人と片道3時間かけて向かったわけです。
ウキウキが止まらない。

道中のとんでもない大物かかってクーラーはいらないかもって妄想するのは僕だけですかね?

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(福岡名物 食べても食べてもなくならないうどんを食べた)



なんやかんやで到着。
あたりは真っ暗。ロケット花火打ちまくってる家族連れ以外は僕たちだけ。

静か。

波の音すら聞こえない。

バケツを海に投げ入れると海が青く光る。
ヤコウチュウ?なのかな。とにかくそんな現象見るだけでテンションガン上がりなわけです。

さっそく竿をだしていざ開始。さあ来やがれそこそこの大物!



・・・・・・・それから4時間が経ちました。

まぁ、・・・
結論から申し上げますと、もはや当たりすらほぼないまま時間だけが過ぎて行きました。
一応釣れましたよ?クサフグが、一匹。

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(キミは食べられないヨゥ・・・・)


友人二人は夜釣りに慣れてないのでクーラーボックスと椅子の上で爆睡。

うーーむ・・・


帰るか。


納竿。


帰りの車内。完全に睡魔に敗北を喫した友人2人。

期待値が高かっただけに釣れなかった悔しさハンパなし。

くそーーーーーー!!

二度と釣りなんかしねぇ!!(これ毎回言ってる)


・・・・・いや、まだだ。まだ終われんぞ。
現在午前2時・・・「アレ」に間に合いますな・・・・。



●向かったのは姪浜朝市

姪浜の朝市によく行きます。
その日のとれたて新鮮なお魚がとっても安く手に入るうえ神経締めまでしてくれているので最高です。
普通スーパーなどでは見ないようなお魚が並ぶことも多く、
日曜日は早起きしてその日の夜のお酒のお供を買うわけです。

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(5時前でそこそこ人が集まる)


で、今回向かった理由なんですけど、まぁ釣れなかったんでふつーにお魚買うっていうのもあるんですけど、
実は前々から作ってみたいものがありまして。

カンジャン・ケジャンってやつですね。
生きたワタリガニを醤油ダレに漬け込んだアレ。

あやつをむしょーに食ってみたくて、買うのもアリだったんですがせっかくなんで作ってみたい。

なので今回はワタリガニを・・・・と思ったんですが
姪浜朝市、カニも売られていますがシャコもよく売られています。

シャコで作ってみたらうまいんじゃね?
(カニよりコスパ良さそうだし)
道中調べてみたらやってる人はいるようで。
よしよし、今回はシャコを狙っていってみよう。

姪浜の朝市は日曜午前5:30スタートだけど、5:30に行っちゃったら目当ての魚やいい魚は大体売り切れになっちゃいます。
しかも結構な確率で争奪戦に巻き込まれるのでやっぱり早めに行ってご予約するのがスムーズでいいかも。

行き慣れてる人は5:00くらいから(もっと早い人もふつーにいる)来てて目当ての魚を見つけたら「予約」をします。

漁師さんと値段交渉してOKもらえたら番号札をもらう。

そんで開演5:30になったら番号札とお魚交換してお会計って流れ。

行く時はお目当ての魚によるけどクーラーボックス、ビニール袋、お手拭きシート(魚用ならなお最強)を持っていくのをオススメします(袋を手渡しされる時大体ベトビチョなので)

朝市のことはこのくらいで。
で、僕は朝の4時ぐらいからスタンバって、シャコ獲ってきた漁師さんのとこへ。今回は結構不漁だったみたい。
最初の人が3,000円分くらい予約してわたしが2,500円分予約して売り切れました。
2,500円分で大体100匹位でしたね。安いんじゃないでしょうか。 

5:30開催と同時にサッと購入。あと30cmくらいのアオナを一匹買ってその日は帰りました。

家に着いたのは午前8時半頃。早速シャコ達を仕込んでいきます。
まずボウルにシャコをぶち込んでそこに氷を貼ります。

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(ワシャワシャ)


そしたら動かなくなるので捌きやすくなります。
キッチンバサミでシャコの両サイドを切り落として切り落として切り落として…
捌き終わったら冷凍庫にぶち込みます。
さすがに眠たすぎる……今日はここまでおやすみなさい。

※アオナは煮付けで食べましたおいしかったです


次はタレの仕込みです。
中洲川端商店街に韓国の専門ショップがあったのでそこで韓国のお醤油「ジン醤油」を仕入れました。
ついでに本日の青唐辛子も。ここのおばちゃんめっちゃ親切です。

野菜とかもすぐ近くの八百屋さんで仕入れました。

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(だいたいこんな感じ)


タレ作りですが、生姜とかニンニクとかたまねぎとか砂糖とかを、

水1:日本酒1::ジン醤油:3くらいで割った液体にぶち込みまくって
ひたすら煮る。

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(ダシとったりして)

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(煮る煮る煮る煮る煮る)


これで大体いい感じになります。(レシピメモり忘れた)


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(日本酒は熊本の美少年っていう日本酒使いました)

男の料理に正確さなど不要です。大雑把こそが最高の隠し味にとなるのです。

タレができたら冷ましてそこにシャコぶち込んで冷蔵するだけ。一日目より二日目の方が圧倒的に美味しかったので漬けるなら2日間がおすすめ。
3日目あたりからシャコの自己分解酵素のせいで身が消えていきます。

とりあえず完成。ふと、「そういえば韓国語で何て言うんだろコレ・・・」っていう疑問が湧きました。
カニの場合→カンジャン・ケジャン
エビの場合→カンジャン・セウ

シャコの場合は・・・・?
調べても出てきませんでした。なのでシャコを韓国語に変換してグーグル先生に読み上げてもらいました。
「・・・・ケッガッセー・・・?????」

多分カンジャン・ケッガッセです。わかるひと違ったらすいません。

そうやって出来上がったカンジャン・ケッガッセ。

友人宅での宅飲みバーベキューを予定していたのでそこでぶちまけることにしました。

となると、見てくれも重要になってきますよね。

カンジャン・ケッガッセを箱に詰め、外装を和紙で包みます。あとはお手製商品ラベルを貼って完成!

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(もちろん非売品ですヨ)

気になるお味。

プリプリですね。うまい。エビっぽいのかなーと思いましたけどエビよりもトロンとしていてどちらかと言うと伊勢海老のような感じです。
あと甘いです身が。タレの味もしっかり染みているんですが身自体がとても甘いです。
シャコの風味が独特ですがこれがまた良いアクセントになって素晴らしく美味しいです。

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(見た目は割と最悪である)

殻も先端を摘んでピロピロとキレイに剥けて食べやすいです。手は汚れます。

ご飯とかにも合いそうですが完全におつまみポジションですね。永遠に食べれちゃいそう。

ちょうどバーベキューをやっていたので試しに数匹焼いて食べてみました。

これがまたうまい。めちゃくちゃうまい。ビールが進む進む。


とてもたのしく、おいしいひとときでした。

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(旬のイサキも焼いた。脂ノリノリでこれまたタマラン・・・)


んんんカンジャン・ケッガッセ・・・・なかなかにおいしいやつでした。。。

、機会があればまた作ってみようかな・・・・


次はカニですね!

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