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野鳥撮影で例のルリビタキ(オスの若鳥)の右目の状態が芳しくないことを確認…(SONY α1Ⅱ/SEL600F40GM)
※本記事はYouTubeの動画の内容をAIが文字起こししたものになります。動画も見て頂けると嬉しいです(^o^)/。
ルリビタキとの出会いと天候の影響
年が明けてからというもの、少しでも時間が空けばフィールドに出て野鳥撮影を行っている。今日も例外ではない。天候は決して良好とは言えないが、薄曇りの隙間からわずかに光が差し込んでいる。昨日よりは条件が良く、期待を胸にカメラを構えた。
公園内を回っていると、ジョウビタキやアオサギの姿も確認できた。
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いつも立ち寄るポイントには、冬の風物詩である綿毛が舞い、幻想的な光景が広がっていた。しかし、今回の主目的はルリビタキである。このフィールドでは冬場にルリビタキがよく見られるため、期待を込めて観察を続けた。
ルリビタキ(オス若鳥)の発見
しばらく歩いた後、ついに薄暗い林の中でルリビタキを確認した。枝の影に隠れながら慎重にシャッターを切る。だが、その姿をよく観察すると、気になる点があった。やはり右目の周りが明らかに異常な状態に見えるのだ。
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元旦から連続でこの個体を撮影したことがあるが、その時よりも症状が悪化しているように見えた。具体的には、目の周囲が腫れており、赤みを帯びた組織(できもの)が突き出しているような感じである。遠目ではあるが、感染症や寄生虫によるものである懸念も感じられた。
野鳥の自然治癒力と懸念
野生の鳥たちは、たとえ負傷していても人間の介入なしに生き抜かなければならない。我々が自分達のエゴで手を出すわけにはいかない。彼らにも自然治癒力が備わっているが、目のようなデリケートな部分に傷を負った場合、視界の悪化が生存に関わる問題となる。
今回の個体は雄の若鳥であり、今後数年で美しい青色の成鳥へと変わるはずである。しかし、この傷が今後どのように影響するのかは分からない。視界が制限されることで捕食者からの逃避や餌の捕獲が難しくなれば、成長に支障をきたす可能性もある。
ルリビタキの今後と野鳥撮影の意義
今回の撮影では、光の条件が悪く、決して満足のいく写真ではなかったが、記録としては十分価値のあるものとなった。野鳥撮影は単なる趣味にとどまらず、個体の変化を長期的に観察し、記録として残す意義がある。特に、今回のような異常が見られた場合、今後の観察で症状の経過を追うことができる。
我々は野鳥を観察し、撮影することでその生態に触れる。しかし、決して手を差し伸べることはできない。ただ、記録を残し、同じフィールドで撮影を続ける仲間と情報を共有することで、野鳥たちの生態や健康状態についての理解を深めることは可能だ。
まとめ
今回の撮影では、ルリビタキ(オス若鳥)の右目に異変を確認した。以前より悪化しているように見え、自然回復の可能性が気になるところである。次回以降の撮影でもこの個体の動向を注視し、継続的に記録を残していきたい。
自然界で生き抜く鳥たちの力強さを感じつつ、引き続き慎重に観察を続けたいと思う。もし同じような個体を見かけた方がいたら、ぜひ情報を共有してほしい。