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アメリカ人の多くは、AI技術の台頭により金融詐欺が増えることを懸念しています

アメリカ小売業情報chainstoreage8/15
金融犯罪防止ソリューションプロバイダーのAbrigoによる新しい調査によると、アメリカ人の大多数(90%)が詐欺の増加を懸念していることがわかりました。半数以上(51%)が「非常に懸念」しており、さらに39%が「やや懸念」しています。


この調査には39%の小規模事業主が含まれています。
アメリカ人の約10人に7人(68%)は、  AIの進歩により金融詐欺の試みが増加することを懸念しており、4分の3(74%)はAIの進歩によりそれらの試みの成功率が高まると考えています。
Abrigo の調査対象者の半数近く (45%) が金融詐欺の被害に遭ったことがあると自己申告しています。被害に遭った人の中で、最も多く経験した詐欺の種類は、クレジットカード盗難 (53%)、ACH または電子決済詐欺 (19%)、小切手詐欺 (17%) でした。ほぼ 4 分の 1 (24%) が 5,000 ドル(約75万円)以上の損失を経験したと回答しています。回答者の 16% は、詐欺の被害に遭った後、金融機関を完全に切り替えました。


調査では消費者達の誤解も明らかになりました
①アメリカ人の3分の1以上(36%)は、不正取引の75%から100%は回収できると考えています。しかし実際は、2023年の金融専門家協会(AFP)の決済詐欺調査では、「大半の金融機関は、詐欺により盗まれた資金の10%未満しか回収していない」ことがわかっています。
②アメリカ人の半数以上(53%)が、クレジットカードの盗難が最も一般的であり、最も恐れているのは(43%)であると考えているが、実際には、銀行にとってより大きな責任は小切手詐欺であることがわかっています。


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