スイスのルツェルンの教会にはAIキリストがいます

アメリカ新聞NewYorkPost11/20
スイス・ルツェルンにある聖ペテロ教会では、カトリック信者から告解を受けるためにイエスのAIホログラムを使用しています

イエスのAIホログラム・Dubbed Deus in Machina（機械仕掛けの神）という告解室では、格子越しにイエスの顔が映し出されるスクリーンが設置されています

AIキリストからは「いかなる状況でも個人情報を開示しないでください。このサービスは自己責任でご利用ください。同意する場合はボタンを押してください」に注意があります。参拝者が続行することを選択した場合、デジタルでレンダリングされた顔が彼らの言葉を解釈し、言葉に合わせて動くアニメーションの顔で応答を生成します。
イエスのサイバネティック再臨は、ルツェルン応用科学芸術大学のコンピューター科学者と神学者らが、新約聖書やネット上で見つけた宗教情報を使ってボットをプログラムしたことで可能になりました
このサイバネティック救世主AIキリストは 100 種類の言語にも堪能で、世界中の崇拝者と会話することができます。
聖ペテロ礼拝堂の神学者は、このプロジェクトには「限界があり」、倫理的な疑問もいくつか生じているものの、これまでのところAIキリストの答えはすべて「聖ペテロ礼拝堂に関する私たちの神学的理解と一致している」と認めています。

関係者たちはAIキリストは、宗教におけるAIの役割についての議論を促すものだといいます「ここでやっているのは実験です。人々にAIを非常に具体的に体験してもらうことで議論を始めたかったのです」「そうすることで、AIについて語り合い、お互いに議論するための基盤が整うのです。」
AIキリストの回答例として、訪問者は「私は暴力の連鎖について、それをどうしたら断ち切れるかを尋ねました」AIキリストの答えは、「報復を求めず、祈ることです。」と人間の司祭のように対応しています