アメリカ カリフォルニアの農家は中国向けのピスタチオブームです
アメリカAP通信11/10
ピスタチオは、干ばつに強い作物として見なされており、カリフォルニア州ではピスタチオ生産が急速に成長しています。
昨年、カリフォルニア州ではピスタチオによる収益が約5千億円近くに達し、過去10年間で米国はイランを追い抜いて世界最大のピスタチオ輸出国となりました。
カリフォルニア州の農業統計によると、カリフォルニア州は国内の野菜の3分の1以上、果物とナッツの4分の3を生産しています。データによると、ピスタチオは過去10年間で急騰し、イチゴやトマトなどの長年の作物を上回り、カリフォルニア州で6番目に大きな農産物となったのです。
アメリカ人もピスタチオをより多く食べていますが、収穫されたピスタチオの多くは中国に輸出され、春節の時期に人気のご馳走となっています。ピスタチオはひと昔前には食料品店ではほとんど見かけませんでしたが、今ではどこでも見かけるスナック食品となっています。