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伊香保に行ったろう 〜 【短期連載】7年ぶりの伊香保・榛名山①
※この日記は予告なく、加筆・修正が行われる場合があり〼。
すでに日付変わって昨日9月14日(土)。群馬県は伊香保および榛名山界隈をへ巡ってきた。日帰りで。
この強行軍の目的というかテーマは、竹久夢二。
伊香保にある「竹久夢二夢二記念館」にて毎年、彼の命日である9月16日を中心とした2週間だけ公開されるところの畢生の大作、『黒船屋』を観るためだ。
メディアなどでも広く報じられているが、今年は夢二の「生誕140年」でありまた「没後90年」である。
なので全国津々浦々、文京区弥生にある「竹久夢二美術館」をはじめとした私設あるいは民間の〝夢二系〟美術館や資料館が力を入れたりするのはもちろん、かの東京都庭園美術館でも大規模な回顧展が行われたりもしたわけだ。
ところで俺は、竹久夢二研究家でもある。とりあえずはまだ、市井の、だけど。
とあるきっかけでハマったのは40歳の時なのだが、気づけばかれこれ20年以上。家にいくつかある本棚の半分以上が夢二関連となり、電子書籍を含めると資料は大変なことになっている(笑)。ことに夢二にありがちな〝いわゆる大正ロマンのほやっとしたイメヱジ〟だけではこちとら大正という時代を含めて考えてねえんでそこんとこ夜露死苦なんだが、それはともかく庭美のハイカルチャーサイドからの視点に衝撃を受けまた弥生の積み上げてきたサブカルチャーサイドからの実績に感動した俺は、俺として今一度、『黒船屋』に逢わねば、
「ケリがつかない。先に進めない」
と思ったの野田のだ62歳男性東京都在。
ということでここまでがプロローグ(おい!!)
次回からはもっと楽しい(美味しい)ことを綴るので、乞うご期待!!