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異世界探索記23

旧ser.31(2021年9月28日公開)ser.34(2022年2月17日公開)より抜粋

変身体験の追加


 この期間、気分的に乗らない時期だったとは言っても、それなりに面白い体験はありましたし、快感体験もいくらかありました。
 例えばアルゴルに接触したときに、おそらく「蛇」に変身しました。とは言っても、蛇そのものではなく、なんとなくツチノコみたいにずんぐりした姿でした。脚が尻尾のようになり、蛇が威嚇するように、フルフルと震えていて、舌がペロペロ出て、よだれが出ていました。
 あとはアルクトゥルスに接触した時に、何故か蠍みたいになりました。うつ伏せで両腕を伸ばし、体全体でYの字になり、くっついた両脚が天に反り返りました。しかし蠍座シリーズ(ser.07)での反り返りほどではなく、斜め45度くらいだったので、本当に蠍だったのかどうかは不明です。
 これで変身したことがあるのは、エネルギーの筒、巨鳥、イルカっぽいやつ、蠍、蛇、星型正八面体(変身したというより包まれた感じ)、グレーの玉、といった感じです。忘れただけで、他にもあるかも。人間でなくてはならないとは思わなくなっていきます。これを繰り返していくと、地上社会への承認欲求も、体感的に減っていくと思います。こういうのって、頭で考える(例えば、承認欲求はないと自分に言い聞かせる)より、体で生々しくするほうが安全かつ確実だなと、思いました。いろいろ変身する遊びをすることで、閉じ込められ感を減らし、平安な気持ちになりそうです。「俺は人間を辞めるぞ!ジョジョーッ!」といったところです(笑)

女王蜂と蠍


 松村先生が新作の38巻で、アルシオンは女王蜂にも見えると仰っていましたが、私もこの間に巨大なオオスズメバチを体脱で見ました。この体脱は私としては珍しいもので、午前深夜の体脱で、変成手続きをしていませんでした。私の体脱は早朝とか朝に多いのです。
 体脱すると自室で、窓から出ると1Fのはずが2Fになっていました。今の住まいは平屋のはずが2F建ての大きな家になっていました。そして驚くべきことに、その家が大量の様々な虫で覆いつくされ、生々しく蠢いていました。家全体がうごめいているように見えて凄まじい光景ですが、体脱中の私は地上とは異なり割に強気なので(笑)、ビビることなく、単に「すごい」と思っていました。するとその中に巨大なオオスズメバチ(おそらく女王蜂)がいるのが見えました。おそらく左向きでした。
 私は飛び立ち家から離れると、なんとそこは恐竜の世界で、野生の森やら険しい火山のような山の連なりやら見えて、深遠に繋がりそうな深い溝が横長に広がっていました。空にはプテラノドンがたくさん飛んでおり、その中の1匹が私のほうに向かって飛んできて、私の左側を通過しました。
 このスズメバチと蠢く虫とプテラノドンの体脱体験は、深夜の夢ということで、脳の中心部である虫脳・爬虫類脳の情報が多い体験だったのだと思います。アルシオンは女王蜂だったり翼竜だったりするので、やはり私の中心となる恒星は、アルシオンの可能性がさらに高まりました。
 松村先生は、アルシオンを春分点に置くという案を提示していましたが、私もそれを考えていました。一方でアンタレスを春分点にするという案も私の中にあり、検討しています。
 アルクトゥルスに接触した時に蠍のように変容したと書きましたが、この蠍をアンタレスと考えるならば、アルクトゥルスを通して、アルシオンとアンタレスを行ったり来たりしているのかもしれないと想像しました。

① 2021年10月7日②早朝 「ケテルにアンタレスを置きハートが開く」


夜中に呼吸法でエネルギーチャージ。次に椅子に座り、頭にアンタレスを置くイメージ。広がる感覚。ハートを開く感覚をキープ。
その後、布団で横になり、頭上にアンタレスがあると想定し、頭が開く感覚をキープ。ハートに穴があり、そこから太陽の光が放射することをイメージ。そのままフォーカス10へ。
頭上に光るものを感じる。そして胸から透明感のあるエネルギーが放射するのが生々しく感じられ、自分が大きくなったような感覚になった。
このとき、横になっているのか、立っていたのか分かりにくい。気持ち的には立っていたような気がする。
ムラダーラ・スワジスターナに快感が走った。キューンというもの。スワジスターナ右側への快感が顕著で、強い。
いつの間にか、白い部屋にいた。前に私の最初の占星術の先生であるNさんが現れた。白い布でできたルーズソックスみたいな感じのパイプを私の胸に付けた。
私は「ここの詰りを取ってください」と言った。Nさんは、「そこね」と言ってパイプに腕を突っ込み、私の胸から2回、何かを取り出す動作をした。
気づくと、私は白い流し台にいた。何かを流した後のように見えた。部屋を見渡すと白いが暖かい雰囲気で、たくさんのものであふれていたが、整理されてはいた。
私は「もっと片付けなくてはならない(物を減らす)」と思った。

② 2021年10月8日① 「3Fでアンタレス」「3.5Fで松村先生」


今日も頭にアンタレスを置き、ハートを開きながら横になった。ただし、呼吸法はしていない。
体脱すると実家2Fの中央の部屋。きっと3Fへの階段があるはずだと思い探すとすぐに発見することができたような気がする。割に片付いていて、たくさん部屋があり、広かったような気がする。
私はどこかの部屋で「アンタレス」を呼んだ。すると浮遊し、体は十字形になり、おそらくそのまま内側を向いて公転運動した。割に大きめの軌道だった。そこでフェイドアウト。
また実家2F中央の部屋に体脱。
また3Fへの階段を探す。階段の突き当りの壁に、扉を見つけた。この扉が何層にもなっており、10回くらい開いた。最後は引き戸になっていたような。入ると古びた部屋がいくつもあった。最終的には、とても片付いた洒落た部屋に行きついた。巨大なテレビ(ゲーム用?)があった。どうやら兄の部屋のようだ。
どこかの部屋で「松村先生」を呼んだ。すると十字形になり、踵と起点とした茶碗回転を始めた。踵の擦れが生々しかった。
気づくと、屋根裏部屋のような場所にいて、埃っぽく、片付いていない。壁には本棚のようなものがあり、玩具やゲームソフトが並べられていた。左上にはルービックキューブがあり、その右にはたくさんのブロックのあるルービックキューブがあった。右下には、箱に入ったファミコンソフトである「レッキングクルー」があった。
松村先生が現れ、ニコニコしていた。ルービックキューブを取り、くるくる回して私に見せていた。
すると先生が、珍しい虫だ!と言った。気が付くと、床にはたくさんの虫がいて、気持ち悪い。蛇のようなムカデのような虫?生き物?が印象的だった。

④ 2021年10月31日昼寝 「実家が3Fになり巨大になっているのを確認」


体脱。実家2F中央。下に降りると濃厚なエネルギー。暗い。ダイニングキッチン。に入るとさらに暗く、濃厚エネルギー。父親の気配。「お父さん?」と聞くと、「まだか?」と聞き返してきた。フェイドアウト。
引き続き実家2F中央で目覚めた。階段を降り、外へ。家を確認すると3F建てになっていて、巨大な家になっていた。反時計回りに浮遊して確認すると、奥行きも相当大きくなっている。しかし安っぽい模型のような形でありデザインもなく、シンプル。私は、この見えていない面も開拓しないといけないのかと思った。そして特筆する点は、家の周りに巨大なビルが立ち並び、ニューヨークのようになっていた。いつの間にか私は家を遠巻きに見ていた。
家に戻って星を呼ぼうと思い、時計回りに浮遊して戻った。家の前の庭がかなり広い。やはり3F建てであること確認。3Fの窓から中が少し見えた。
根の一番高いところの向こうに三日月が見えた。私はこの三日月と屋根がぴったり重なるところで星を呼ぶべきだと思った。
アルシオン、アル・・・と、アルから始まる星ばかりが思いつく。私は蠍座を思い出し、アンタレスを思い出した。
月と屋根を重ねるのは、浮遊の制御が難しく、苦労した。重なったところで三日月が満月に重なる?変化する?のが見えた。
「アンタレス」と呟こうとしたところでフェイドアウト。肉体次元の口が、ぼそっと「アンタレス」と動いていた。

⑤ 2021年11月1日朝 「アルシオン」


あちこち旅する夢を夜中に見た。
旅から帰還した時点で、実家近くの空き地に出てきて、自我意識が出てきた。実家のほうから黒い服を着た二人の女性が現れ、私のことを「お父さん」と言った。私は完全に2人のことを自分の愛娘であると感じていた。
娘の一人が私と腕を組み、甘えるように家に帰ろうとした。私は「せっかく変成意識にいるので、お父さんは探索したい」と言って、家にひっぱるのを断った。
恒星を呼ぼうと思い、天を仰ぐと、雲がかっているがとても明るい。呼ぶ星のことを考えると、頭がグラグラした。
思いつくまま「アルシオン」と言うと、仰向けになり浮遊し、両腕両脚を天に伸ばし、反時計回りの公転運動が始まった。横では、私と腕を組んでいた娘も同じ状態で公転していた。どうやら彼女は気を失っているようであり、両腕がだらんとした状態で伸ばしていた。もう一人の娘は見当たらなかった。
やがて運動が制止し、地面に着地し、おそらくだが大の字で仰向けになった。ここで郵便バイクが走っている音が聞こえた。私はこのままでは娘が弾かれてしまうと思って、動こうとしたが、下腕部と膝下部しか動かなかった。やがてバイクが去っていくのが分かった。
改めて天を仰ぐと、光が迫ってくるような感覚を覚えた。柔らかくて暖かい光だ。
そこで優しい男の声が聞こえた。
「地球の速度を上げれば突き抜けることができる。誰も宇宙人のことは書いていない。途中まで登れば、恋することになる」
(感想)
地球の速度とはつまり、肉体の振動?さらに体を軽くすれは、光に接触し、そこで恋焦がれる状態になると思われる。つまり感情的な手ごたえ。

⑥ 2021年11月5日早朝 「アルシオン」


変成意識に入ると、祖母の家の寝室。だが自分の寝室だと思い込んでいた。白い障子の襖をあけると真っ暗闇で、濃厚なエネルギー、生命力で圧迫感がある。その中で立っていると、色とりどりの光る線で織りなされた立体図形が浮遊していた。建物を飛び立つと、私は風に乗ったように高速で移動した。私の意図ではなく、風が吹くままに飛ぶような感じだが、戦闘機のように早い。私は目を開け、広大な森が広がっているのを見た。木に接近したりもしたが、時々、視界がぼやけたりもした。森の中に学校があるようで、生徒たちが歩いているのがチラチラと見えた。着地すると、道路は黄色っぽい土であり、私は土を両手ですくい、においをかいだ。良い土の香りがした。
歩いていくと、いつの間にか、実家近くの三叉路のところに来た。私はビンデミアトリックスの体験を思い出し、ここは通路の切り替え点だと思った。(右は恒星界、左は別地球?)
港に行き、船を海に下ろす坂のところまで来きた。夜であり、よい雰囲気。海の向こうに、超巨大なビルがいくつも立っているのが見えた。1つは傾いており、もたれかかっているような感じ。
私は思いつくまま「アルシオン」と言った。その声が、妖しげな男の声で、ややベガを呼んだ時に似ていた。
すると自動運動が始まり、仰向けになり、大の字になった。そしてそのまま下降し、地面の下に沈み、暗いグレーのような空間だったと思う。両足がぐるぐると回転しているが感じられた。特に左足を意識したと思う。大の字は平面でなく、やや両腕両脚が天に向かって上がっており、お皿のような状態にも思えた。
下降しながらフェイドアウト。
気が付くと、最初と同じ祖母の部屋だが、自室だと思い込んでいた。体脱中さらに体脱したような感覚になり、暗闇の中で体がグルグルと自転しているのが分かった。はっきりとは思い出せないが、時計回りだったかも。ただ身体は縦ではなく、横たわっている感覚だった。とんとんとんとんと、息子が走っている音が聞こえた。そろそろ起床したのだろうと思った(肉体次元でははまだ眠っていた)

⑦ 2021年11月10日早朝 「金星からアルリシャ」


変成意識に入ると、海岸沿いにある旅館の2Fにある畳の間。畳の間は広く2つあり、なんとなく実家2Fにかぶっている感じがする。この被っている感じは折々に経験してきたが、どのような次元も重なっており、レイヤーの違いがあるだけであるということを示しているように思われる。
私は予定していた通り、(進行の新月が出生の金星にコンジャンクション中なので)、窓を左手に、「金星」と言った。勢いのある声になった。するとうつ伏せになり、床下に沈んでいき、暗闇の中をいくらか進んだところで、びよ~んと跳ね返るように上昇し、元の部屋に戻ってきた。戻ってきたときは俯せではなく、両腕両脚を前に出して座るみたいな体勢だったような気がする。
窓から飛び立つと、夜の海の上で、地球よりもずっと美しい印象。夜だからはっきりとは見えないが生き生きとしている。タイタンアースのような迫力はないが、落ち着いた美しさがあった。島もいくらか見えて、巨木も美しかった。
私は空を飛びながら、自分の両足を確認した。脚も足もしっかりあり、「おお、足あるな」と思った。おそらく青いジーンズと白いスニーカーだったのではないかと思う。左脚を特に注視した。
海の上を飛んでいると、陸側にはたくさんの建物が立ち並んでいて、夜のイルミネーションが光っていた。そして特筆すべきことは、たいそう高い丘になっていて、高い場所に行くほどに、豪華で巨大なビルが建っていることだった。
私は誰か住んでいないのかと思い、接近していった。最初、誰もいないように見えた。しかし気づくと昼になっており、巨大な遊覧船にたくさん人がいるのを見たり、陸にある巨大なスタジアムで、たくさんの人が盛り上がっているのが見えたりした。さらに特筆すべきことは、誰も私のことを見ることができないということと、誰もが写真のように固まっており、ピクリとも動かないこと、さらには誰もがアニメーションの姿をしていたことだった。中には人間ではないヒューマノイド型の存在たちもいたような気がする。肌の色が誰もが黄色っぽかった。
私は階段状になったスタジアムの観客席を駆け抜けながら、誰か私を見ることができる存在はいないのかを探した。そしてふと思った。私は今、高次の振動状態であり、人々は私を観察することはできない。大和姫にアマテラスが宿ったように、チャネリングできる人を探さなくてはならないと。
気が付くと、さきほどの夜の海岸にいた。砂浜だ。私は海水に両足を浸し、その感触を味わった。
砂浜に戻り、アルリシャを呼ぶことを思い出した。私の金星に対して、lowerにアルリシャがあるからだ。アルリシャを呼ぶと、また勢いのある声になった。うつ伏せになり、そのまま地面下に沈んでいった。そしてしばらくすると浮遊して、もとの砂浜に戻ってきたように思った。
しかしさきほどとは明らかに景色が違った。風が吹き荒れ、波が立ち、荒んだ光景に見えた。何か危険な感じがした。私は少し驚き、恒星を降ろすことでさきほどのものが吹き飛んだのかと思った。建物が全くないように見えた。しかし絶壁にくっつくように、食堂街が立ち並んでいるのが見えた。
私は洋食のレストラン(黄色い看板に赤い文字?)に入った。敷居が高すぎないが、それなりのお店で繁盛している。女性がやってきたので、「ここではタダで食べれますか?」と聞いた。女性は「食べられる」と言った。私はそれをはっきりと聞き取れなかったのと、しっかり確認したかったので、それを何度も聞いた。何しろ、この世界のお金を持っていないのだ。
1つ誰かがすでに去った2人用の席があり、そこに食べかけのチキンの山盛りがあった。私はそこに座り、タダで食べるのだから、この食べ残しでよいと思い、それにかぶりついた。「これでこちらの世界に渡りがついたな」と思った。
若者たちが席を立ち、レジに来た。男性が財布を出して支払おうとするので、「ただじゃないの?」と私は驚き、騒ぎ立てた。男の財布から、たくさんのレシートがはみ出しているのが見えたが、お金は見えなかった。
騒ぐ私に対して、お店の男性がやってきて、冷静に、インスタントのドリップコーヒー(銀色のビニール袋に入っている)を差し出した。これ、タダで飲めますよ、ということらしい。
その袋を開けようとしたところでフェイドアウトし、肉体的に目を覚ました。
(感想)
一応、金星には行ったように思える。しかし誰も動いていないし、私を見ることはできなかった。美しい世界だったし、みんな楽しそうだった。この地球よりもずっと居心地はよさそうだ。
アルリシャを呼んだあと、荒んだ光景になったのは不思議だが、惑星に対して恒星エネルギーが吹き荒れるということの象徴だろう。
アルリシャが矛盾する2つの融合とすると、吹き荒れる荒んだ世界と、豪華で豊かな食事の対比。あるいはお金を支払うこととお金を支払わないことの対比。後者のほうが、金星経由した経験そのものに見える。豪華な食事というのは金星象徴ぽい。アルリシャを呼んだ後なら、人々は私を見ることができて、コミュニケーション取る事ができた。恒星によって振動が上がったレイヤーの金星ということが。金星とアルリシャが混ざったレイヤー。しかしこれは私の出生図の金星。女性よりも食事がテーマになったのは意外。もっと傷ついた女性(貞子の金星なので)とかが現れるのではないかと思っていたのだが。
もしかしたら、出生図の金星ではなく、ふつうの金星に飛んでいたのかもしれない。何しろ、ただ「金星」と言ったので。

⑧ 2021年11月15日早朝 「三角」


木造の部屋。「松村先生の家」という設定がある印象。たくさんの絵が飾られている。じっと見ると絵が変化する。猫、女、天使?
その大きな居間のようなところから出て、廊下のような場所。子どもの頃の友人U君の家の雰囲気だが、それよりも高価な家という感じ。
そこで「三角」を呼んだ。仰向けになった。両腕が頭と体に巻き付くような感じに。そのまま地面に平行のままで、自転運動。
自転運動がとまると、「三角に包まれている?」と思ったが、それを知覚することはできない。その瞬間、真っ白な三角の映像が見えた。


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