たった一人の熱狂

死を強烈に認識していているからこそ、
毎日を濃く、強く生きようと動ける

人は誰もが全員、死を背負って生きている。
生から死への道は一方通行だ。

結果がすべてというと残酷に聞こえるが、
著者の発言からのそれは、筋が通っているように感じた。
なぜなら超現実主義であるからだと思う。

仕事に関していえば、「成功」という結果が出ない努力に意味はない。

覚悟を決め、自分がやるべき仕事を対座する。
憂鬱でなければ仕事じゃない。
毎日つらくて、毎日憂鬱な仕事をやりきったときに、
結果は厳然とあらわれる。

「もうダメだ」からが本当の努力である。

しかし、結果はあくまでもプロセスの一つだという。
結果が出ないときはあるが、悔しがれるか、まあいいかと流すかでその後に大きな影響が出てくる。

全てはプロセスであるという人生哲学だ。
勝ったから大喜びするのも愚かだし、
負けが続いたからといって悲観するのもバカらしい。

しかし、「まあいいか」と思った瞬間、崖の下へ転げ落ちる

成功と失敗の分かれ目を測る基準は数字だ。
数字をあいまいにする人はビジネスの成否をごまかしている。

今起きていることは、すべてプロセスだ。
プロセスの中で生じた暫定的な結果によって、
人生のすべてが決まるわけではない。
最後の勝負は、死ぬときにあなたがどう思うかだ。


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