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今日の1枚 盃の4
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解釈として「考えている」「悩んでいる」として、優柔不断と言われるこのカード。考える、悩むことがどうしてダメなんだろうというのが私の気持ち。比べて並べて考えて、周囲から「これはどう?」と言われ、急に目の前に現れるものもある。
こうした悩みは人生にはつきもので、どれかを選ぶことは、どれかを選ばない=捨ててしまうという認識にもなる。けれど、捨てなくても良いと思う。どれもこれも大切。1つにする必要はない。そんな発想の転換を待っている。このカードを見ていてそんなことを思う。
ただ。
もう一つ現れた盃は、男性には見えてない可能性がある。並んだ3つのうち1つだけ影のつき方が違う。置き場所の問題かもしれないけれど、たぶん、自分には光って見えるこの盃にすると決めている。そんなときにある「もし次があるなら」という誘惑が、空中に現れた盃なのかもしれない。
悩むけど、決めたなら、進む。その覚悟があるかどうかを確認されている気もする。
解釈をどちらに取るか。
絵を眺めて気になるところからストーリーを進めてください。そこ行為こそ、このカードの意味が重なるので、とても面白いです。