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ふるさとを想う人
皆さんがご存知なくてもかまわない。「500 Miles (Away from Home)」って曲、私はどこかで聴いたことがある気がしてしまう。
その歌詞が、故郷を想う心、その普遍的なものを歌っているから、懐かしい気分になるのかな。
「ブレット・トレイン」を観てから、夫が「500Miles」に夢中だ。
1960年頃に作られた曲らしいけれど、原曲は1924年のものと書かれている。
「遠く離れた故郷にもうすぐ戻るよ」が原型で、それ以降のカバーは、「故郷から遠く離れてしまった」と泣いているようにも感じる歌詞。
日本人も何人かカバーしていて、最初にその日本語の歌詞を書いた忌野清志郎の表現に心ふるえる。「これから」故郷を離れる切ない歌詞は言葉そのものの和訳ではなく、思いを解釈した、歌の感じ方の訳。
500マイルは800キロちょっとで、東京から山口までは行かないくらい。北方面だと函館までくらいが近い。
今は新幹線や飛行機があるから、500マイルって大げさな距離ではないだろう。
なにしろ昔はそこまで速い移動手段はなかったからね。
だけど距離やかかる時間の問題だけじゃなくて。
育ってきた家のあった故郷かどうかの問題だけでもない。
簡単には戻れない場所に向かってそこを離れる時。帰ってくる時。そして帰れない時。
私たちはそこにある思い出の引き出しを開けて眺める。
「思い出」があれば、そしてそこが「帰る場所」と思えていたら。帰りたいと思う日だってある。
夫はこの曲を聴いて何を思うのだろう。今は入れ代わりみたいにして札幌に住む息子を思うのだろうか。札幌は夫にとって強烈に郷愁を覚える場所なのかな。私にとっての宝塚やニュージャージーのように、それを想うだけにしているのだろうか。
思い入れのある風景は懐かしくまた見たくなるし、思い入れのある人にはまた会いたくなる。
会いたい人がいれば。
思いを伝えられたら。
いつも読んで、度々コメント下さるKikkoさん。
現代の交通手段使っても、いまだ遠いブラジルサンパウロから、お父さまを想う気持ちってどんなだろう。どんなに遠くても、胸がつぶれそうでも、この空でつながっているから、きっとお互いの想いはすぐそばにある。
(※もし聴くのであれば、0分38秒から歌に入ります)
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