見出し画像

三峯神社にお参りをしたはなし

小学校からの友人と「なんだかツイてないな」と話が盛り上がり、神社を参拝するバスツアーに申し込みました。そんなことも忘れて異動でそれどころではありませんでしたが、去る11月13日に有給をもぎ取りようやっと参拝してきました。

バスツアーは、三峯神社・秩父神社・宝登山神社をめぐる内容。仕事翌日の早朝7:00新宿発・夜20:00新宿着で三十路すぎの身体はグッタリ。にもかかわらずなんだかスッキリした気持ちなのは、コロナ禍において初の越境!…もさることながらやはり参拝で心持ちのリセットができたからかなと思っています。

さて、三峯神社は標高1,100mの御山の上に位置します。有名な三ツ鳥居(鳥居が3つ合体した珍しい造形)に至るまではほんの数十メートルながら急な坂を息をきらして登りました。坂を登るとなると足元ばかり見てしまいますが、ふと振り返ると眼前に広がる雄大な山々。なんというんでしょうか、大きくて圧倒的なものが出す説得力というか。しばし無心に。

画像2

…なんて言いながらも早朝出発で朝食も食べらなかった(当然ながらバス内では食事禁止)ので、食いしん坊のワタシは、まずは腹ごしらえだなとお食事処へ。わらじカツ丼とテラス席のマウンテンビューで有名な大島屋さんで、なめこそばをいただきました。なめこがプリップリで美味しかった。

画像1

鼻の奥がすうすうするような少しピリッとした秋の空気に、いつもよりも自然の匂いを沢山感じられた気がします(お腹が空いていただけかもしれません、隣のご婦人の味噌田楽がとてもいい匂いでした)。温かい蕎麦で腹も気持ちも充たされて、いざ参拝です。

三ツ鳥居に一礼して、左右に目をうつすと見慣れたお獅子の狛犬がいません。御眷属(神様の御使い)がオオカミとのことで、こちらは胸を張った凛々しいお犬様でした。お獅子のずっしり感よりは何かあればすぐに動き出しそうなシャープな印象です。

表参道を歩くと現れるのは隋身門です。突然現れる極彩色の造形物の美しさったらないですよ。

画像3

感動のまま青銅鳥居・拝殿へ足を進めてお参り。今回は厄除けメインだったのですが、お願い事やお約束ごとなどを感がているうちに「どこそこの川﨑です、厄除けといろんなこととの縁結びと健康と、なんていうか開運招福です!」と頭から電波を送って終わってしまいました。お願い事がブレてもダメだよなあ…と思ったので、縁結びの木に手を合わせては「あわわ、つまりは開運招福で!」でしたし、御仮屋神社でも「ええと、なので開運招福で!」でした。ちなみに「気の木」の前でも「もうお聞き及びでしょうが開運招福で行きたいです」と気持ちを捧げてきました。

画像4

こちらも極彩色、拝殿の造形です。秩父の草木花が彫られているんですって。もっとゆっくり見たかったなあ。

その後、秩父神社、宝登山神社にバスは進みました。日帰りツアーだったのでいずれも30〜60分しか滞在時間がなくて残念でした。どちらの神社さんも素敵でした(御神籤引かせていただきましたが、やっぱり転居はNGのような言葉だったのでした。もう動かないぞ。)

異動前もそうでしたが、異動直後にも(今も)全然余裕がなくて休みの日は寝てばかり・寝ても疲れが取れない日々でした。だけどちょっとだけ「なんかどうでもいいやい」という気持ちになったというかたくましい精神状態になれたのはリフレッシュできたからかなと思っています。

今度はぜひ、「開運招福しましたよ」というご報告で伺いたいなと思っています。絵日記でした。


追伸:干し柿が並んでいる風景、こどもの時分に見て以来でエモ大爆発でした。今年の冬こそ実家に帰るぞ!

画像5


やっぱり正しい情報は公式サイトだよね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?