また、異動のはなし

およそ2年振りのnoteです。
何か書きたいきっかけがあったのか?そうです。10月タイミングでの異動の内示を受けました。

現在の拠点は2021年11月に異動し、約3年を過ごしました。
3年前の異動にあたっての記事はこちらをご覧ください。あまり明るい話ではありません。


リンク先の記事には、2020年9月18日に思うところがあり江ノ島に行ったはなしを紹介しています。

江ノ島にある江島神社は、辺津宮・中津宮・奥津宮からなる神社です。
片瀬江ノ島駅から江ノ島弁天橋を渡ってから坂道や石段をいくつも上り、辺津宮・中津宮・奥津宮を順番に参拝する少し体力のいる参拝コースになっています。奥津宮をさらに進むと龍宮(わだつみのみや)があります。2020年9月に「もういいや、家に帰ろう」と思わせてくれたこちらに「わたし生きてます」と報告するのが目的でした。

去る2024年9月24日に江ノ島に行きました。
何をしに言ったかといえば、前述の通り「あの時、人生を終えようとしたけどまだ生きてます」とお知らせした方がいいかなと思い立ったからでした。

あの時と同じ、秋風に流れる雲と夏の日差しが混ざったような空模様でした。
観光客で賑わう参道を抜け階段を上り、辺津宮をお参りしました。手を合わせ「あれからまるっと3年経ちました。わたし生きています。39歳です。40歳からは楽しく生きていきます」と報告をしました。同じ境内にある銭洗白龍王で500円玉を洗い「これが一億倍になりますように」と図々しいお願いをしました。

辺津宮を後にしさらに階段を上り中津宮をお参りしました。手を合わせ辺津宮と同じ報告をし、ついでに「そいでもって仕事はうまく行くし、いいご縁に恵まれます」とお願いの上乗せをしました。

中津宮を後にしさらに階段を上り奥津宮をお参りしました。辺津宮・中津宮と同じ報告をしました。もちろんついでが増えて「そいでもって仕事はうまく行くし、いいご縁に恵まれますし、お金持ちになります」とお願いの上乗せをしました。

奥津宮の隣に龍宮があります。あの時、賽銭箱に入れた100円玉が指で突いても全く動かず、なんだかどうでもよくなって秋風が気持ちよく「生きよう、家に帰ろう」と思わせてくれたわたしにとって思い出深い神社です。
この日の目的は龍宮に「生きてます」と報告することだったので、辺津宮・中津宮・奥津宮にご報告したのと同じく「あれからまるっと3年経ちました。わたし生きています。39歳です。40歳からは楽しく生きていきます」と報告をしました。本当に40歳からの人生が楽しくなるなと思いました。楽しくなるなと思ったら、伝えたいことがたくさん溢れてしまい「そんでそんで、仕事はうまくいくし、仕事のほかに楽しく稼げる副業がうまくいくし、結婚するし、子ども生まれるし、人生楽しく生きます。だから御縁を繋いでください。わたしのこれからの人生、たぶんハイパーハッピーです」とご報告と宣言をして500円を賽銭箱に入れました。硬貨はあの時と違いしっかりと賽銭箱の中に滑り落ちていきました。
お気づきと思いますが、この500円は先ほど銭洗白龍王で洗った500円でした。後々気づいたのですが、まあそれも良しかなと思ってます。

なんかやることやったな!と満足しました。あの時と違いまだまだ元気だったので、岩屋まで足を伸ばしました。道中にある社紋を見て「トライフォースだ」と思うくらいには気持ちの余裕がありました。

そうやって、生き延びた報告とわがままな未来予想図を宣言した2日後。つまり今日ですが、異動の内示を受けました。
あの時と同じ、江島神社・龍宮をお参りしたら異動です。異動周期に合わせて参拝しているだけだと思いますが、なんだか大きなご縁を感じてしまった本日でした。

そんなことがあり、およそ2年振りのnoteです。
こういうのは残しておいた方がいいのかなと思ったので書いています。

余談ではありますが、そんなきょうのできごと。
10月以降のスケジュールを話す際に「いうてわたしおりませんのでね」「いやいや川崎さん、わたしも10月にはいねえのよ」と冗談を言い合っていた先輩に内示を受けた話をしました。
わたしが直接話す前に決裁者からわたしの異動聞かされていたようで、喫煙所にいるわたしを見つけて「聞いたんだけど!」と声をかけてくれました。
喫煙を終え休憩室で昼食をとる先輩の隣に座り「聞きましたか」と言うと「無理」と目を潤ませてくれました。「川崎さんの異動を聞いて涙が出た」「貰ったチョコを食べたら塩味がした」「こうやって話す時間がなくなるのが無理」と勢いに任せて率直な感情を伝えてくれました。
意味のない役割・意味のないわたし、と思っていましたがそう思ってくれる人がいるんだなと思ってありがたかったですし、先輩がここまで気持ちを伝えてくれたことに特別感があって嬉しかったです。

おわり

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