【FX・為替】1月4日(木)のFXアノマリーを紹介!夕方は米ドルに注目!?
アノマリーとは?
金融市場には様々なアノマリーが存在します。
アノマリーとは、明確な理由はないけれど、なぜかそうなりやすい季節的要因のことを言います。
なぜ、アノマリーが発生するのかというと、企業の決算日やグローバル企業の支払い、各国の祝日など、様々な事柄が影響して特定の日に特定の通貨が買われやすかったり売られやすかったりする傾向が出てくるのです。
日別と週別の為替アノマリー情報
そこで、この記事では過去の日足や週足から取った来週1月4日の統計アノマリー情報を紹介していきましょう!
下の表は、過去20年間の1月4日の日足と週足から統計データを取って、その日にどのくらいの確率で陽線が付いたのかを算出したものになります。
表を見てみると・・・
週足の統計データでは、ユーロカナダドルの陽線確率が18%と低く、カナダドルスイスフランは82%と高くなっています
4時間足アノマリー情報の使い方
そして、金融市場はおおよそ4時間ごとに分かれています。
午前中は日本市場の前半、午後0時から15時までは日本市場の後半となっており、夕方はロンドン市場の前半、夜中はロンドン市場の後半とNY市場の前半が被っており一番動きが活発な時間帯です。
深夜はNY市場の後半となります。(正確な各市場の時間は自分で調べてみてください)
このように金融市場は、おおよそですが4時間ごとに入れ替わっていきます。このことから、下で紹介する4時間足アノマリー情報があれば、その日の各市場アノマリーが分かってくるはずです!
ただ、4時間足統計データは上で紹介した日足や週足の統計データと使い方が少し違います。
確率の世界では、”優位性”と”収束性”というものがあり、優位性とは偏ったその方向に動きやすいと考える、今まで通りのアノマリー考察のこと。
逆に収束性とは、相場の世界は常に上がるか下がるか半々(フィフティー・フィフティー)なので、極端に偏った確率はいずれ50%に収まるという考え方です。
つまり、陽線になった確率が高ければそのまま確率通りに買っていくと考えるのが優位性であり、逆に確率が高い時は50%に収束する方向、つまりショートするのが収束性的なアノマリー使い方となります。
上の日足や週足の統計データでは参考にする時間軸が長いので、今まで通りに優位性のある方向で考えてポジションを持っても構いませんが、これから紹介する4時間足は特別で、時間軸が短いのでいずれ収束する方向にポジションを持つことを考えていっても良いかもしれません。
下の表は、9月5日~9日間の4時間足統計データが実際にアノマリー通りに動いたのかを調べたもので、アノマリー通りに動いたものは○、アノマリーとは逆に動いたものは✕を付けています。
検証してみると、アノマリー通りに動いたのは61件、いっぽうアノマリーとは逆に動いたのが95件となっています。
つまり”4時間足統計データでは、アノマリーとは逆にポジションを持つ収束性の法則でポジションを持ったほうが的中しやすい”ということになります。
特に確率が80%以上20%以下のデータでは、それが顕著に出ています。
それを考えながら4時間足アノマリー情報を見ていきましょう!
1月4日の4時間足の統計データ
下の表は、過去の1月4日の4時間足から統計データを取って、その日の4時間足別にどのくらいの確率で陽線が付いていたのかを計算したものになります。
見てみると、16時~20時の時間帯では米ドル関連ペアに偏りが出ていて、ユーロドルの陽線確率が79%、ポンドドルは83%、豪ドルドルとNZドルドルは70%と高く、ドルカナダドルは30%と低くなっていました
このデータを、いつか50%の確率に近付いていく”収束性”理論で考えるのであれば、1月4日は16時~20時の時間帯でユーロドルやポンドドルを売り方向でトレードしてみることをテクニカルなどもチェックしながら検討してみるのが良いかもしれませんね(投資は自己責任で)
このように過去のデータを調べれば、その日、その時間のアノマリーが分かっていきます!
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それでは、また次の記事でお会いしましょう!
【免責事項】
・当記事は、お客様の投資判断にあたって参考となる情報提供を目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。・当データは、過去の相場からデータを取ったものであり、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。・本情報は、川崎ドルえもん個人の見解、データ算出法であり、本記事の情報で生じたいかなる損害については一切の責任を負いません。・投資の最終的な判断は自身で行うようにしてください。・投資は自己責任です。
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