6月12日の4時間足別のFXアノマリーを紹介!
アノマリーとは?
金融市場には様々なアノマリーが存在します。
アノマリーとは、明確な理由はないけれど、なぜかそうなりやすい季節的要因のことを言います。
なぜアノマリーが発生するのかというと、企業の決算日やグローバル企業の支払いなど、様々な事柄が影響して特定の日に特定の通貨が買われやすかったり売られやすかったりする傾向が出てくるのです。
そして、金融市場はおおよそ4時間ごとに分かれています。
午前中は日本市場の前半、午後0時から15時までは日本市場の後半となっており、夕方はロンドン市場の前半、夜中はロンドン市場の後半とNY市場の前半が被っており一番動きが活発な時間帯です。そして深夜はNY市場の後半となります。(正確な各市場の時間は自分で調べてみてください)
このように金融市場は、おおよそですが4時間ごとに入れ替わっていきます。
なので、この記事で紹介する4時間足アノマリー情報があれば、その日の各市場のアノマリーが分かってくるはずです!
なので、この記事ではFXの4時間足アノマリー情報と使い方を紹介していきましょう!
4時間足アノマリー情報の使い方
4時間足統計データは、他の日足や月足の統計データと使い方が異なります。
確率の世界では、”優位性”と”収束性”というものがあり、優位性とは偏った方向になりやすいと考える今まで通りのアノマリーの使い方のことを言います。
逆に収束性とは、相場の世界は常に上がるか下がるか半々(フィフティー・フィフティー)なので、極端に偏った確率はいずれ50%に収まるという考え方です。
つまり、陽線確率が高ければそのまま確率通りにロングするのが優位性で、逆に確率が高い時は50%に収束する方向、つまりショートするのが収束性的な使い方です。
日足や月足の統計データでは時間軸が長いので、今まで通りに優位性のある方向で考えてポジションを持っても構いませんが、この記事で紹介する4時間足は特別で、時間軸が短いので収束する方向にポジションを持つことを考えます。
下の表は、9月5日~9日の4時間足統計データがアノマリー通りになっているかを検証したもので、〇はアノマリー通りに、✕はアノマリーとは逆に動いたものです。
検証してみると、アノマリー通りに動いたのは61件、アノマリーとは逆に動いたのは95件となっています。
つまり4時間足統計データでは、アノマリーとは逆にポジションを持つ収束性の法則でポジションを持ったほうが的中しやすいということになります。
特に確率が80%以上20%以下のデータでは、それが顕著に出ています。
それを考えながら下のアノマリー情報を見ていきましょう…
6月12日の4時間足の統計データ
下の表は、過去の6月12日の4時間足から統計データを取って、その日の4時間足はどのくらいの確率で陽線が付いたのかを算出したものになります。
下の表を見てみると…
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