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【毎週ひでトーク】重要!アクティブサイバーディフェンス法案

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皆様、おはようございます!川崎 ひでとです。
始まりました【毎週ひでトーク】を
今日も聴いていただき、ありがとうございます。


この放送は私衆議院議員 川崎 ひでと が、
気になるテクノロジーに関するニュース、
政治に関するニュース、
どーでもいい話などなどを、
勝手気ままにお話しする ゆるトーク番組です。


そして、この放送は働くママを応援する事業支援サービス
「Anymama」さんのご協力のもと、
ブログとnoteに文字起こしをしています!


それでは参りましょう。




1月6日から仕事を始めの方々多かったんじゃないかなと思います。
総務省においては1月7日が仕事始めで、「仕事始め式」と呼ばれるものをやっております。


総務省の中の大きな大会議室のホールみたいなものですね。
そこに職員の皆様、集まってもらって、そして、
大臣・副大臣・政務官が登壇をさせていただき、代表して大臣が新年のご挨拶をさせていただく、というものに出席をして参りました。


本音を言えば、今地元では商工会議所が賀詞交換会をやったり、
あとは消防のね、出初式っていうものをやったりしているので、
前回の選挙で小選挙区で負けた僕としてはですね、地元の方を優先をしたかったんですけれども、
今は政務官というお役目をいただいているので、各地で開催される賀詞交歓会等については、秘書のみんなに代理で出席をしてもらっています。


しかもですね、来週の13日から20日までは東京での「在京当番」というものにガッツリはまっておりますので、
地元のイベントに参加できないという本当に悔しさを感じます。


特に1月19日からはね、地元の亀山市で市長選挙もあるので、
本当はね、そっちにも参加をさせていただいて応援メッセージなんかも伝えたいな、というふうに思っていたんですけども、残念ながらそれも叶いそうにありません。


今はね、サイバーアタックを始めとして、本当にこの日本の安心安全が脅かされる時代になってきたので、やっぱりそういう意味においては皆様が安心に暮らせるようにするためにはですね、
何かあったときにすぐに対応できるようにしておかなければならないので、
この政務官という役割をいただいてる以上はですね、
しっかりと国の安全のために頑張っていきたいというふうに思います。




さあ、1月24日から通常国会が始まりますけれども、今回は特に僕は一番力を入れたいのは、
「アクティブサイバーディフェンス」
能動的サイバー防御というものですね。

これに関する法案をしっかりとやり遂げたいなというふうに思っています。

年末年始もたくさんの大手企業の方で、外国からのサイバーアタックを受けました。
皆様もご記憶に新しいのは、「DMMビットコイン」から482億円相当の暗号資産が北朝鮮のハッカーに盗まれてしまったというところです。
本当にたくさんのサイバーアタックを受けている中で、

今の日本の対応はですね、
侵入されないようにしっかりとガードしておきましょうよ、っていうことしかできないんですよね



これは漫画「進撃の巨人」て皆さんもご存知かもしれませんけれども、
巨人が入ってこないように壁を高くしようということしかできないんです。
しかしですね、それだとテクノロジーは日進月歩進んでいくので、どんなに高い壁を作っても、すぐに飛び越えられてしまうっていうのがやっぱり日々起こっていることなので、
そうではなくて、「あ、これ明らかにサイバーアタックを仕掛けようとしているな」というところが、わかったときにはですね、

そこに先回りをして、そのシステムを無効化してしまうというのが、
「アクティブサイバーディフェンス」の考え方となります。




これ注意しなければいけないのは、
あくまでも自分のディフェンスをするためのものだと、
ディフェンスの手段なんだということであって、
こちらからやるサイバーアタックではないというところですね。

ここはすごくニュアンスとして難しいところです。


「能動的」というところがですね、このサイバーディフェンスの味噌となってくるところです。
この法案を作るにあたってはですね、いくつか乗り越えなければならない壁というものがあります。

例えば、そうですね、
送られてくるメールの中に例えばウイルスが仕込まれてきたとして、「アクティブサイバーディフェンス」を発動するためには、そのメールを見なきゃいけないんですけれども、
一方で中の文章っていうのは、これはもう通信の秘密というもので守られているので中を見ることはできないんですね。
なので、文章を読むことなく、そこにウイルスが仕掛けられてるかどうかを判断しなければならない。


そして、どこからが警察の役割で、どこからが自衛隊の役割なのかという、この警察庁と防衛省のこの線引きをどうするのか。
線引きをしながらも、やっぱりそこはシームレスに動かなければならないので、シームレスに動くためには法律でどういうふうな記述をすればいいか。


などなどですね、ちょっと超えなければならないハードルはいくつかあるんですけれども、
本当にもう年末年始のこの状況を見るとですね、
もう、とにもかくにもこの法案を早く成立させて、そして施行しなければいけないかなというところを強く感じます。


いや、一番最初はこれも令和8年にやろうみたいな呑気なことを言ってたんで、それが前倒しできたことはいいかなと思うんですけども、
なにぶん少数与党であるので、なので、野党の皆様にもこの危険性を十分にご理解いただいて賛成をしていただきたいなというふうに思っています。


この「能動的サイバーディフェンス」というものについては、デジタル庁の平大臣を筆頭にやらせていただきますけれども、先ほど言ったように、
そのメールとかね、そういう通信媒体というのは、
総務省においては僕が担当させていただくので、僕もしっかりとそこに携わっていきたいというふうに思います。




というわけで、2025年やらなければいけない法案は目白押しですけれども、
その中で今日は「アクティブサイバーディフェンス」について紹介をさせていただきました。



それでは皆様 今週も1週間、張り切って参りましょう。
じゃあね!


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