横向きで寝たときの肩の痛みの原因は肩甲下筋が多いんじゃないかという仮説
右肩を下にして横向きで寝ていたら肩がいたくなった。
「肩に負担をかけないために横向きで寝ないほうが良い」とお客様に言ってるくせに。。。(;´∀`)
とはいえせっかく肩を痛めたので(?)この痛みを軽減するためにできることはなにか自分の体で試してみることにした。
まず痛いのはどこ?
肩の背中側、つまり肩甲骨が全体的に痛かった。
肩甲骨周りの筋肉といえばローテーターカフと呼ばれてる4つの筋肉が思い浮かぶ。具体的には棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋だ。
画像はこちらからお借りしました。
ほぐしてみる
棘上筋、棘下筋、小円筋、は背中側から触れる。
これを押してみたけど、ソコジャナイ感が強い。
押されても「効くゥー!」という感じが少ない。
とすると、痛みの原因は肩甲下筋か?
肩甲下筋は肩甲骨の下側(腹側)についている。画像は肩甲骨を腹側から見ている。
脇からなんとか触れるか?試行錯誤してたらあるポイントで「効くゥー!」というところが!
これをしつこくほぐしていると肩がだいぶ楽になった。
なぜ肩甲下筋が痛んだのか?
横向きで寝るということは、肩が内巻きになった状態で長時間固定されていたということ。
肩周りの筋肉はどれも固まってはいたのだろうが、肩甲下筋は肩甲骨下という場所柄、伸び縮みしにくく、痛みが残った。
という仮説で一応スジは通るんじゃなかろうか。
もしこの仮説が正しければ肩甲骨が全体的に痛い、横向きで寝ることが多い、という方には肩甲下筋をほぐすと効果が得やすいと言えるかも知れない。
今後の臨床で検証してみたい。