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パニック障害になりたての人がまず読んで安心してほしいこと

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「ねぇ、もうそろそろ分かってよ 〈ため息〉

喋れる時間が少ないんだからさ。」

パニックになる前の日、そうなった日から

あなた(わたし)はそう何度も思うはず。

疲れ果てた中でいる病院では理解されないし

家族も到底理解してくれないでしょう。

寝れば治る風邪だと人は思っているかのように思えます。

話せなくなるし、自分が遠のく経験が

大抵の人にはないという事実。

わたしも倒れるまで知らなかった世界です。

前の自分なら、言い返せるけれど

パニック後は、何気ない一言でも

自分からどんどん距離が出来てしまうようになるという事実があります。

だからあまり話せないんです。

今は1日1人だけの電話にしています。日によって人は違います。

その理由は、1つのことや人に集中しないようにしているから。

長くなりそうだから、話を一旦切りかえます。

私が学校を出て、学校って一体なんだったんだろうという問いの中で

出会った、イタリアの教育理念があります。

まずはお茶でも飲みつつ読んでみてください。

100の言葉 ローリス・マラグッツィ

子どもには 百とおりある。
子どもには 
百のことば 百の手 百の考え 百の考え方 遊び方や話し方
百いつでも百の聞き方 驚き方 愛し方 歌ったり
理解するのに 百の喜び
発見するのに 百の世界
発明するのに 百の世界
夢見るのに 百の世界がある
子どもには 百のことばがある
…それからもっともっともっと…

けれど九十九は奪われる
学校や文化が 
頭とからだを ばらばらにする
そして子どもに言う
手を使わずに考えなさい
頭を使わずにやりなさい
話さずに聞きなさい
ふざけずに理解しなさい
愛したり驚いたりは 復活祭とクリスマスだけ
そして子どもに言う
目の前にある世界を発見しなさい
そして百のうち 九十九を奪ってしまう
そして子どもに言う
遊びと仕事
現実と空想
科学と想像
空と大地
道理と夢は
一緒にはならないものだと
つまり百なんかないと言う

子どもはいう
でも 百はある

<これは、日本のこどもなーとのホームページから引用させて頂きました。

Iさん、この言葉を載せてくれていてありがとう。久しぶりに読み返したよ。パンちゃんは柳の木みたいだね。揺れるけど芯があるような。という言葉通り、今、大きく揺れています。笑>

皆さん、どうですか?

気持ちがスッとなにかとれたような気分に

なるのはあなた(わたし)だけでしょうか。

レッジョについては置いておいて、とにかく

100人いれは100通りの回復方法や症状があり

解決策も様々だってこと。

それでも人は一つの傾向に当てはめようとする。

固定の解決法に当てはめないでほしい。

いろんな方法があるから試して安心してほしい。

「絶対死なない病気」と本や経験者は言い切るけど

複雑な病気のはじめの方なだけであって

死のうと思えば死ねる病気だという事実

を誰も声を出して言ってはくれない。

「絶対なんてないんだから。」

わたしは声をあげれる。

これは自信じゃなく

直感と経験の声で妄想ではないと思いたい。

コロナでこれから沢山の不安定な人が

増えていくかもしれないし、増えないかもしれない。

わたしのように倒れる前から覚えてる人も、覚えてない人もいる。


パニックになった人たちへ

これから人にいろんなことを言われるだろう

生きるにはあまりに繊細すぎるけれど

あなた(わたし)には

強く気持ちを取り直して

生きていって欲しい。

あなた(わたし)は繊細すぎて

ほとんど寝れてなかったから

ちょっとおかしくはなったけど

頭と心に小さな爆弾をかかえたようなものなんだよ。

落ち着いて対処すれば生きていけるはずだから

パニックは死なないと人は言っても、死ぬから。

人はいずれ死ぬものだから、余裕すぎるのも

ちょっと危険だから、気をつけてね。

ということが、今なら言えます。

あまり言ってこなかった経験を伝えて

安心する人たちがいればいいなと思い

今後も発信する予定でいます。

周りにパニックになった人が居れば

記事を送って安心させてあげてください。

あなたは孤独だけど1人だけじゃないってこと。

今日も読んでくれて

ありがとう。

パン

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