Zenfone8が起動しなくなった話(データは自分で守らなければならない)
愛用のAndroidスマホ「Zenfone8」でnoteの記事を書いていたら、突然画面が真っ黒になりました。
あ、充電するの忘れてた。
そう思って、しばらく持参していたモバイルバッテリーに接続させました。
で、電源ボタンで起動しようとしたり、電源ボタン+音量下げるで再起動を試みましたが反応せず。
しかも充電させたはずのモバイルバッテリーの残量が減りません。
嫌な予感がして、Zenfone8の修理方法を調べました。
ramdump問題とはちょっと違う?
Zenfone8には、いわゆるramdump問題がありました。
「Waiting for flashing full ramdump」というメッセージが表示されたあと、zenfoneが起動しなくなるそうです。
でも、ぼくの場合は充電が切れて端末が落ちたあと、充電ができないか、起動できないので、少し違うようです。
Zenfone8の保証期間とIIJの端末補償オプション
メーカーの保証や購入元の補償があったのを思い出しました。
メーカーの保証期間は1年
ぼくはZenfone8を発売開始の2021年8月からすぐに購入したので、保証期間の1年は過ぎています。
端末補償オプション
でも、IIJの端末補償オプションに加入している!ラッキー!と思ったのですが、補償されるのは、端末の交換であり、修理ではありません。
つまり、端末を修理して、なかのデータを取り出したいというぼくの希望は
かなえられません。
ここ1年間、Zenfone8で撮影したデータをどうしたらバックアップできるだろう、と修理サービスを調べました。
街の修理屋に持ち込んだら
「Zenfone8固有のramdump問題によって起動できないと思われます」
Zenfoneシリーズの修理の事例を多く公開している修理屋さんに持ち込んだところ、修理のかたは手慣れた様子で症状を確認してくれました。
充電済みの電池に交換しても端末が起動しないため、基盤の問題だろう、とのことです。
その後の提案もリーズナブルなものでした。
修理期間は1か月程度。早く修理できることもある
基盤の修理を試みて、復旧したら作業費をもらう
復旧はその後使うためのものではなく、あくまでデータをバックアップさせるためのもの
ぼくのニーズは、撮影した画像や動画のバックアップなのでぴったりです。
街の修理屋さんにお願いするときの注意点
修理屋さんへの申し込み用紙に書いてありますが、公式のサポートは受けられなくなります。メーカー保証や端末販売元の補償は受けられなくなります。
今回はデータを取り出すことが最優先なので、決断しました。
Zenfone8購入の反省
今回、いくつも反省点があります。
端末のデータのバックアップを取っていなかった
Zenfone8の保証延長を申し込まなかった(数千円で保証期間を1年延長)
IIJの端末補償オプションの中身を理解していなかった(修理ではなく交換なので、なかのデータは自分で守らないといけない)
ramdump問題を軽視していた(警戒してバックアップをとるべき)
どんな工業製品でも、一定の割合で不具合が発生します。
自分の認識が甘かったです。
定期的なバックアップは必須です!
なお、不幸中の幸いは、去年機種変更するときまで使っていたスマートフォンは手元にあるので、1年ちょっと前までのデータは確保できそうです。
復旧するといいなあ…。