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いいひとはやめよう。

人はふつう多くの人から好かれたいと思っている。ボクもそうだしあなたもきっとそうだと思う。ボクらは昔から「みんな仲良く」とは「人に優しく」というものが正解であるという現実で生きてきてそれが思考の軸となっているのだから仕方ない。がしかし、それを思い過ぎると自分の望む人生を送るのは難しい。

好かれたいと思うあまり、嫌われたくないと思うあまり、頼まれても嫌と言えない人、断れない人はいわゆる草彅くんになってしまう。

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「いいひと」だ。ちなみにボクはこのドラマ観たことないので内容は一切関係ない。だって知らないから。

いい人とは悪い言い方をすれば都合のいい便利屋さん。ちなみに過剰な親切屋さんもいい人の部類の人間だ。こんな人はどうしても無理がたたってしんどくなり、人間関係がうまくいかなくなり生きるのが辛くなっていく。あろうことかこの段階になると周りの人からは「いい人」から「感じ悪い人」という風に映ってしまってさらに悪化を辿っていく。だからいいひとでいる理由はなく、出来るだけナチュラルな自分を見せる方がよい。


難しいかもしれないが、決断の時だ。


思い切っていいひとをやめてみよう。一旦冷静に考えて無理をしてしまいそうな頼みはきっぱりと断る勇気を持とう。ボクたちは誰かのために生きてるわけではない。「自分がどうありたいのか」をしっかりと考えてそっちに向かっていく努力をしよう。これにはホント勇気が必要かもしれないが、一度実行してみると結構簡単に断れるようになったりする。だから「最初の勇気」がとっても大事なんだ。


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​しかし、自分だけを大切にすると人間関係は崩れていき結局全ては自分を追い込んでいく。冒頭に書いたように人ばかりを大切にしても本音と行動のギャップが自分を追い詰めていく。だから最も大切なことは「お互いの目的のために何が出来るか」なのである。


人は1人で生きているわけではない。友人、家族、職場など「人々」と生きている。人間はコミュニティーで暮らす生き物なのだからお互いがお互いを支え合って生きている。だから自分だけでなく、相手だけでもなく、心地よく生きていくヒントは、様々な場面での主語を「私たち」で考えるのがゴキゲンだと思うのだ。


他者評価で自分のゴキゲンをつくるな。

自分を傷つけてまで相手のことを大切にするな。


以上の2点が今日最も伝えたいことである。


が最後に追記。

上司や親、いわゆる「導く者」という立場にいるものなら、部下や子がそんな選択をしていないかくらい考えろ。反抗しないことをいいことに自分のいいように操ってないか?ちゃんと相手の気持ちを考慮しているか?断らない奴だと思ってそいつばっかりに物事を頼んでいないか?このあたりのことは胸に手を当ててしっかりと考えるのがいいと思う。いや、考えろ。

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