遠足の駄菓子300円を買う時の10カ条(Part1)
みなさんは駄菓子といえば何を思い出すでしょうか?
僕が一番最初に思い出すのは、
やはり小学校時代に経験した遠足です。
「遠足=駄菓子」、「駄菓子=遠足」の方程式が
僕の頭の中では出来上がっています。
そんな僕が最近気になって夜も眠れないことが一つあります。
それは、『遠足の駄菓子300円問題』です。
これは人が生きていく中で必ず直面する
『受験・就職・遠足の駄菓子』で構成される
三大人生の壁の一つです。(笑)
本記事では
遠足の駄菓子を買う時に注意すべき点について
お伝えしていきます。
政治的制約の強化
小学生時代、楽しみで仕方なかった遠足ですが、
その前日多くの子供達が
駄菓子屋で頭を抱えたのが駄菓子300円問題だと思います。
当時の僕達でさえ頭を悩まし、時には涙を流しながら買っていましたが、
現在の子供達は我々の時代よりも更に厳しい制約の中行われています。
その制約こそ、第二次安倍政権下で行われている
インフレーション(物価上昇)と消費税増税です。
2020年現在の日本では、
日銀が挙げている年間の物価上昇率は2%とされています。
実際の上昇率はそこまでではないにしろ、
確実にその波は駄菓子業界にも影響を与えつつあります。
例えば、代表的駄菓子であるチロルチョコは
僕たちが小学生の時は10円でしたが、
2020年現在は22円と値上がりしています。
このように、着実にインフレーションの波は
駄菓子業界にも影響を及ぼしているのです。
一つ一つの単価の低い駄菓子にとって
これは、致命傷です。
そして更に、300円問題を悪化させている要因の一つは
消費税増税です。
300円という縛りがある中で、
10%の消費税を取られてしまうと
実質購入できる金額は、272円になってしまいます。
つまり、
10%の消費税を払う現在の子供達と、
消費税導入前の子供達を比べると
28円もの差が開いていることになります。
28円あれば、
うまい棒なら2.5本、
キャベツ太郎なら一袋、
どんどん焼きも一袋
購入できると考えると驚きを隠せません。
駄菓子は軽減税率が適用されるため
8%の消費税で済んでいますが、
今後の日本人口の減少と少子高齢化を考えると
更なる増税も考えられます。
『かわらさん式遠足駄菓子の十カ条』
さて、ここまでで
駄菓子を買う際に最も政治的制約を受けているのが
現代の子供達であることがお分かり頂けたかと思います。
駄菓子を愛する僕としては、
この厳しい世の中を生きている子供達に、
何か少しでも力になれないものかと考えました。
そこで考えたのが、
『かわらさん式遠足駄菓子の十カ条』です。
子供経験者であり、
遠足時の駄菓子選びの厳しさを経験したことのある僕が
今だからこそわかる、
大切だと思う項目を十カ条にまとめました。
これから遠足に行く子供達はもちろんのこと、
子供にお小遣いをあげる親御さんも是非ご覧ください。
『かわらさん式遠足駄菓子の10カ条』
【第一条】
チョコは持っていくべからず
第一条からかなりハードな内容となっており申し訳ありません。
しかしこれは本当に重要な項目になっております。
子供が大好きな駄菓子の中でも、絶大なる人気を誇るチョコ。
遠足素人である子供達は、ついついチョコを選んでしまいます。
しかしここに大きな落とし穴があります。
遠足は多くの場合、春や秋に開催されます。
遠足中駄菓子は、
子供たちのリュックの中でお昼の時間まで保管されます。
そして多くの場合、
そのリュックは太陽の下で放置されます。
この状況下のチョコがどうなるのかは、
みなさんも想像できると思います。
そうです、溶けてしまいます。
昼食のお弁当を食べ終え、
楽しみにしていたチョコをいざ食べようとすると
チョコが溶け、袋にへばりつき、指につき、
テンションが下がった経験をした人は多いことでしょう。
もちろん僕もその一人です。
せっかくの楽しい遠足が、
自分の大好きなチョコによって
最悪な思い出へと変貌してしまう経験は、
大人になった今でも忘れることができません。
トラウマになっている人もいるのではないでしょうか。
どうしてもチョコを持って行きたい場合は、
保冷バッグを使用すると良いでしょう。
【第二条】
駄菓子の量を考えよ
遠足の前は必ずと言っていいほどテンションが高くなります。
それ自体は自然なことであり、決して異常ではありません。
しかし、そのテンションの高い状態は時に判断を鈍らせ、
遠足当日の自分を危険に晒してしまうことがあります。
テンションの高い状態での駄菓子選びは、
300円という枠組みでいかに数多くの駄菓子を購入出来るかという
おかしな思考に陥ってしまうのです。
そうする事で、多くの駄菓子を遠足当日に持って行く羽目になり、
結果、まだ成長途中である子供たちにとっては、
かなりの荷重を背負うことになります。
子供たちにとって、遠足という非日常体験だけでも
体力を奪うにも関わらず、
駄菓子の荷重は更に体力を奪う原因になります。
【第三条】
意外と食べられぬ
遠足というのは友達と遊ぶことや
お弁当を食べることに多くの時間が使われるため、
意外と駄菓子を食べる時間は少ないのが現実です。
つまり、たくさん駄菓子を持って行ったは良いものの、
ほとんど食べずに持って帰ることも多々あります。
遠足に行く時は楽しいので、重荷に感じなかった駄菓子も、
遠足から帰る時は、余った駄菓子はダンベルと化します。
まとめ
インフレと消費税増税により、
現代の子供達は300円で買える駄菓子の量が少なくなっています。
子供経験者で駄菓子好きの僕は、
現代の子供達が満足できる「遠足の駄菓子300円の使い方」を
10カ条にまとめました。
今回は第3条までとなりましたが、
続編も楽しみにお待ちください。
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