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さくら耳、さくら猫、地域猫

さくら耳、という言葉を目にして、
何のことか分からなくて調べたら、ネコの耳のことだった。
野良猫を捕まえて不妊手術をしたら片耳の先をV字にカットして目印にする。
その耳が桜の花びらに似てるから、さくら耳で、そのネコがさくら猫。
地域猫活動。

そうなんだ、と思ってたら、地域猫の活動してる人に出会った。

めったに家から出ない私が、たまたま家の外にいたとき、
「すいませーん」と近づいてきた人。
何かと思ったら、この近くで地域猫の活動をしている人だった。
たまたま活動グループで集まってる時に住民を見かけたので、
この辺の野良猫の状況を聞いてみようと声をかけられたらしい。
地域猫活動は知ってたけど、こんな近くにもあったのは知らなかった。
すでに何匹かは捕まえて手術済み、全頭の不妊手術をめざしているとのこと。

お庭でネコ見ますか?フンでご迷惑かけたりしてませんか?
など聞かれ、わかることは答えたけれど、
なにしろ今年は猛暑で庭にさえ全然出てなかったし、
窓から見るのもずっと見てるわけでもなく死角もあるし、
いつか見たネコが、何色で、いつのことだったか、記憶が曖昧で、
あまりお役に立てる答えはできなかった。
でも後から考えてみると、数年前よりネコもフンも見ることが減った気がする。
とてもありがたいと思った。

その話を妹にしたら、妹宅の近くでもさくら耳のネコを見た、と言っていた。
さくら耳の地域猫、けっこう広まっているのか。

昭和には野良猫も飼い猫もいっぱい外にいたし、野良犬もいた。
野良犬はすっかり見なくなった。
飼い犬もほとんど室内犬になってきた。
ネコも室内飼いが基本になってきてる。
いつか野良猫もいない時代が来るだろうか。