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今月こどもが描いた絵。東方、河童、天狗。

二日か三日に一枚くらい描いてる。

霊夢が一番お気に入りなのかな
にとり

私「これは誰?」
夫「カッパ」
私「どこが河童?」
夫「一応背中に甲羅が付いてるよね」
こども「リュックだよ!」
夫「え?リュック?ほんとだ」
私「この人の名前は河童じゃないよね?何?」
こども「にとり」
私「何ができるの?」
こども「光学迷彩を作ることができる。幻想郷における河童は技術者だから」
私「このたくさんのポッケには何が入ってるんだ?」
こども「知らん!」

こどもが言うには、河童は複数名いる。名前が付いてるのはこの子だけ。河童のほかに天狗もいる。天狗の女の子の名前は「あや」で鼻は高くないという。
天狗はどんな子なのかなあと思っていると、

天狗のあや

こんな子だった。頭の飾りなのか帽子についているのか、白いポンポンが山伏の装束に付いてるのに似てる。靴のヒールがかかとじゃなくて真ん中にあるのが一本歯の下駄っぽい。

こどもに聞いてばかりでもなんなので、たまには自分でWikipediaを見てみる。この子は射命丸文っていうのか。しゃめいまるあや。新聞記者。カラスを連れてる。天狗のうちわを持ってる。
河童の子は河城にとり。

天狗のうちわ持ってる絵。服の切り替えの布も、うちわと同じ葉っぱ模様になってる。
天狗のうちわはヤツデだったっけ?と調べてみる。羽団扇と葉団扇がある。葉団扇のほうのヤツデは名前は八がついてるけど、ほんとの葉っぱは7つか9つに先が奇数に裂けている、という説明を見て、でもこの絵のうちわの葉は少ないね、と言ったら、

「原作どおりなんだよ!ほら!見ろ!同じだろ?」
とこどもがパソコンの画面に射命丸文を出して見せてくれて、確かに先が5つに裂けている。奇数なのは同じだ。現実より原作。

その東方の原作者の人が審査員の、中高生が応募できるイラストコンテストがあるのを知り、応募してみたら?と一応言ってみた。
「何描けばいいの?やだ」
と言う一方、未来って何だろうね?と話題を振ると、
「やっぱ空飛ぶクルマか?それともレトロフューチャーか?宇宙?締め切りいつだっけ?」
と思いつけば描きそうな感じも。
強制されるのが何より嫌いな子なので、嫌がられない程度にさりげなくまた声かけてみよう。

ゲームのほうは今、「Easyでハイスコアを更新して5面まで行った」と言っていた。
新しい面に進むと新しいBGMも聴けるようになる、と流してみせて、
「ほら、音楽が違うでしょ」
と。6面まであるらしい。

私「今日の絵は汗をかいているね。闘った汗?冷や汗?」
こども「ただ暑いだけだとは思いつかないのか?」
暑いだけか。とても暑そう。今週は3枚連続で汗をかく射命丸文を描いていた。

私「最近描いた絵を公開してもいいか?」(毎回聞いてる)
こども「好きにすればいいじゃないか」
夫「許可は出してないって言ってたぞ」
私「えっ(゚д゚)!ちょ、ちょ、ちょっと待って。嫌なの?」
こども「今更もう好きにすればいいじゃないか」
私「一応作者の了解を得ないと」
こども「好きにすれば」
嫌ならはっきりと嫌がる子だと思ってるんだけど(´-`).。oO