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こころ旅愛知県を見て

今年の春先にNHKBSの番組『にっぽん縦断こころ旅』が愛知県へ来る予定を知った。いなりんがお手紙応募を勧めるツイートも見て、書いてみようかなと思った。

締め切り前にホームページから送ることができた。そして春の旅が九州から始まった。

しかしその後、火野正平さんが骨折で春の旅は中止。正平さん大丈夫かな?番組どうなるんだろう?と思っていると、しばらくして、秋の旅がピンチヒッターで放送されるというお知らせが番組ホームページに。どんなふうになるのかな?と放送が待ち遠しかった。

秋の旅は長野から始まり、毎週違うピンチヒッターの人が登場。愛知県は5番目。

11月、BS4Kで愛知県の週が来た!走るのは山口智充さん。ぐっさん。楽しい雰囲気になりそう。

月曜朝版は、訪れることができなかったお手紙いくつかをアナウンサーさんが読んでくれる。その中には私の手紙はなかった。あとは訪れるかボツかどっちかだ。この週のまとめ映像で出てきたのは…
キャベツ畑→田原?
うなぎ→一色町
西尾の茶畑
矢作川→岡崎?
海→伊良湖?三河湾?
次郎柿→生産が多いのは豊橋?
牛川の渡し→豊橋
銀杏、藤九郎→祖父江?
2両編成の赤い名鉄電車→行き先表示見えず
…どの町に行ったのかのヒント集みたいで真剣に見た。三河が多めのようで楽しみだけど私がお手紙に書いた場所とは違うか。残念ながら。
火水木金で4か所、どこだろうな。

火曜日、ゴールは伊良湖岬だった。バードウォッチングの人が出てきて鳥好きとしてちょっとうれしい。手紙を読むぐっさんの向こうの空でトンビ?が輪を描いて飛んでる。

水曜日朝版、豊橋。吉田城から石巻へ。次郎柿、父方の祖父が、豊橋じゃないけど次郎柿の農家だったので、おじいさんを思い出す。孫たちがみんな小さい頃に柿畑に呼んで収穫させてくれたことがあった。

この日のお昼に火野正平さんの訃報。NHKニュースの画像、こころ旅で見たことのあるオバケのついてる帽子かぶってにっこりしてる。親世代の人が亡くなると、もう亡くなった父や、まだ生きてるけど高齢の母を思って、ああ…ってなる。

週の残りは正平さんが春に走った九州の回に差し替えになった。このあと正平さんがお休みになって亡くなられたことを知ってから見ると、しんどそうに自転車をこぐ姿がよけいにつらそうに見えてしまう。でもお手紙の読み方はやはり正平さんに勝る人はいないかもしれないと思う。

11月下旬、BS1の方で愛知の週の放送が始まり、そちらを見てみた。

水曜とうちゃこ、豊橋、次郎柿の畑の風景、場所は違うけど祖父の畑の辺りと雰囲気がよく似ている。祖父はずっと前、柿の季節に亡くなって、みんなでバスで火葬場へ行くとき、伯父(祖父からみて娘の夫)が車窓から見て、
「おじいさんの好きな柿がきれいに実って…」
と言っていた。その伯父も今年亡くなった。

愛知の3日目は稲沢市だった。お手紙の人、5年くらい毎日娘さんの登校に付き添ってたっていうの、ほんとにお疲れ様です、と思った。私もこどもに付き添ってたけど毎日じゃなかったし2年余りでこどもが学校行くのやめたから、この人の5年毎日片道2kmはすごい大変と思う。

4日目は碧南市。
ぐっさんが、4日とも晴れたことについて、予防とか保険とか好きじゃないから晴れを願ってカッパも持ってこなかった、だから晴れたでしょ、ということを話していて、明るくて清々しい人だなあと思った。
目的地はボートレースの練習場。そんなのあるんだ、と。知らなかった。
晴れたら車で赤ちゃんを連れて見に行っていたという、お手紙の人、行動力あるなあ、となかなか外に出ない私はこれにも感心した。

自分は絶対なれないけど、自分と正反対の元気いっぱいの人をテレビなど離れたところから見るのは結構好き。