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ゲームライターになるには募集に応募するのがいちばん
おつかれさまです。カワチです。「文章力が無いからゲームライターになれない」という悩みをちょいちょい見ますが、自分としては、文章力は後からでも磨くことができるのでとりあえずはじめてみるのがいいと思います。
ゲームブログを運営して文章力を磨いてゲームライターになるという道も無くはないが、かなり遠回りです。編集さんがブログをチェックして「書いてみませんか?」と声をかける確率は低いです。だったら、自分から編集部に応募したほうが早いです。
食っていけるか不安という悩みも大きいと思いますが、仕事を辞めてライターになる必要はまったく無いです。働き方改革で副業OKのところも増えましたし、副業という形でライターをはじめて軌道に乗ったら先を考えるという形でいいと思います。インサイドなどは面接もスカイプで対応しているため、地方在住でも問題ありません。どのぐらい働けるのか、最初に事情を説明すれば大丈夫だと思います。
まぁ、打ち合わせ、新作発表会、クリエイターインタビューはだいたい都内でおこなわれるので、本格的に仕事をするなら関東近辺がいいと思いますが。それも軌道に乗ってから考えればいいでしょう。
あと、とりあえず応募したほうがいいという理由に編集さんに記事をチェックしてもらえるという利点があります。ブログは自分で完結する文章なのでどこが悪いのか自分では気付きづらいです。
読みづらい文章だったり、伝えるべきポイントが間違っていたり。他人に修正してもらうことで気づくことは多いです。最初は他人に自分の文章を読んでもらうことや、いちど書いた文章を直すことが苦痛だと思いますが、それも慣れていきます。自分も新人のころは修正が真っ赤になって戻ってきたりしてヘコむことが多かったです。ただ、赤を入れられるということは編集さんが「このライターは伸ばしたい」と思っている証でもあるので(どうでもいいと思っているライターさんなら自分で直しちゃったほうが早い)、くじけずに頑張りましょう。
メディアで文章を書く場合、客観的な視点で書けるということはとても大事。とくにレビューは「すべてのゲームは神ゲー」と思うのはいいですが、「このゲームは自分にとっては神ゲー。だけどこういう人には合わないだろう」と違う視点と比べることができる文章が書けるのが臨ましいかと思います。どんなに推したいゲームでも欠点はあるはずで、批評するならその点は書いたほうがいいですね。……これも自分が編集さんからのチェックで教えられたことです(笑)。
趣味のゲームを遊んで〆切を破っているイメージのあるライターですが、〆切はなによりも重要であることとか、きちんとコミュニケーションが取れる必要があるとか、破天荒キャラでもいいけど、礼儀がないといつまでも単独取材を任されないとか続けていくうえで重要なポイントもあると思うのですが、そういうのはぜんぶはじめたら学べることができるものです(笑)。
ライターをやりたいなら最初に応募する勇気さえあればOK。副業で続けてもいいし、人気が出たらライターをメインの仕事にしたり、売れた名前を生かして独立してもいいし、やっぱり合わないなと思ったら止めてもいいと思います。(仕事としての責任感はもちろん必要ですが)ライターの仕事をするということに関しては気軽に挑戦してみてもらいたいですね。
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