僕は何者?2 (#ショート#短編#ノンフィクション)
小5は地獄
先生がいつも目くじら立てて
いつも不機嫌
教室で怒鳴り声ばかりの大嫌いな先生だった
不登校になってから
小6になった
進級から1か月
今度の新しい担任の先生に会いにいった。
また怒鳴られるかと思って
ビクビクして職員室に行った。
その優しそうな女性の先生は
会えてうれしそうに言った。
「しょう君 はじめまして 担任の中村です。
しょう君が
楽しく学校生活送れるよう
クラスに行けるように、
良いクラスになるよう、先生、精一杯頑張るね!
力不足だったらごめんね 」
とニコニコとして言った。
僕はびっくりした。今まで僕の事イライラして
怒鳴ってる先生しかいなかったからだ
「お母さん、よく一人で頑張りましたね。
これからはしょう君の健やかな成長の為に一緒に相談しながら、
一つ一つやりましょう。心配事はいつでもご連絡下さい。
本人が心配な時、学校の見学はいつ来ても大丈夫ですよ」
とお母さんに言っていた。
学校と僕との板挟みでいつも戦っていたお母さんは泣いていた。
ずっと学校と協力したかっただけなのに
この先生は、僕の事をわかってくれる先生なのかな
でもまた怒り出すのかな