どうしましょう
東京マラソンを走ることが夢でした。
川内優輝選手が目の前を駆け抜けていった2011年の東京マラソン。
日本人最高位の3位という堂々の走り。
衝撃を受けました。
その数日後、東日本大震災。
東京から郊外の自宅まで、ほぼフルマラソンの距離を徒歩で帰りました。
「フルマラソンは42.195km。同じような距離なら走ってみようかな」
夢へと一歩を踏み出したきっかけとなりました。
夢の東京マラソン。
2022年春、ついに走るチャンスを掴みました。
東京都庁のスタートから皇居前のフィニッシュへ。
でも、長い間思い描いていた走りができませんでした。
結果は自己ワースト3番目のタイム。
何がいけなかったのか。
今でもわかりません。
晴れの日も雨の日も雪の日も。
良いこと悪いこと辛いことがあっても東京マラソンを目指して何年も練習してきたのに。
なぜ?
2023年春の東京マラソン。
せっかく出走の機会をいただいたのですが、全く走る気持ちが湧いてきません。
どうしましょう。
参加費を払わないといけません。
もちろん練習を始めなければ。
大会まで4カ月を切ってしまいました。
どうしましょう。
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