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かかりつけ医の人数は決まっているの?

どうも、河野陽介です!
前回に続き、かかりつけ医について書いていきます。

ゲートキーパーと聞くと、身近な診療所や病院の、ある特定の1人の医師というイメージですが、わが国の医療は、受診する病院を自分の判断で選択可能な「フリーアクセス」という特徴があり、主治医が複数いる人が、おおよそ3割ほどいるのだとか。

医師のキャリアとして、若いうちは専門医として病院で経験を重ね、ある年齢に達した時に開業し、地域の主治医になるのが一般的だそうです。
かかりつけ医が独立・開業したことで、受診する科ごとにかかりつけ医がいる人も少なくないのではないでしょうか。

さらに、病院と診療所または診療所同士が連携して、1人をサポートすることを目的とした、チーム医療の一つとして、「複数主治医制」というシステムもあるようです。

国は、「ゆるやかなゲートキーパー機能」として、かかりつけ医を定着させたいと考え、総合診療医を増やすことや、保険診療上の誘導を推進しているのだとか。また、同機能を導入するにあたり、医療経済とフリーアクセスが、理にかなったバンランスを保てる体制が必要とのこと。

まだ課題はありますが、少しずつ体制が整うことで、一人一人に適した医療の在り方になっていって欲しいと願うばかりです。

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