
◇出店場所の見つけ方 その1
小さなお店の作り方
自由が丘の雑貨屋カタカナ河野の体験談
◇出店場所の見つけ方
カタカナは自由が丘の南口の改札から4分くらいの駅近にあります。
メインストリートからは少し外れた裏通り。
多くの方に「本当にいい場所にお店を構えましたね」と言われます。
実は出店には少し苦労話しがあるのです。
「日本のカッコイイを集めたお土産屋さん」と言うコンセプトはお店を始める前から決めていました。
“日本のお土産屋”と言うからには、浅草なんて良いんじゃないかな?と思い。街をリサーチしに!今から9年前の浅草はスカイツリーはまだ工事中で、海外の方もそれほど多く無く、修学旅行生とお年寄りの方が多く感じでした「う〜ん、、、ちょっと雰囲気が違うかな?」と思い不動産屋さんにも立ち寄らずこの街を後にしました。
さてどうするか?
視点を変えて、お土産屋と言うコンセプトだけど、扱っているモノを考えると雑貨屋です。それじゃあ、雑貨屋さんの激戦区にお店を出してみようかな?と考えました。
激戦区だったらそこには、雑貨が好きなお客さんも多いはず。
雑貨の街と言えば当時は吉祥寺と自由が丘が二大巨塔。さっそく吉祥寺をリサーチ。百貨店や駅ビル、老舗の店の隣に新しい個人店が営業していたり、とても懐の深い街だと改めて感じました。
次は自由が丘をリサーチです。実は中学まで沿線の上野毛に住んでいた僕は、自由が丘は自転車で遊びに来る馴染み深い街でした。洋服屋時代も自由が丘が担当店だったので、週1で必ず訪れて、街のリズムもだいたいわかっていました。
「あぁ、この町が僕は好きだな」
街の空気が自分のやりたい事とマッチしそうか?「何となく良いかも?」の直感がとても大事だと思います。
ヨシ!自由が丘にお店を出そう!
【次回の予告】
◇出店場所の見つけ方
そう決意して自由が丘の不動産屋さんに尋ねて歩きました。10社以上は訪問したと思います。でもここからが難航しました。