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一年に一回の大仕事!『年度計画を作るときに大事にしていること』(CEOブログVol,6)


なかなかブログがかけず、間があいてしまいました。
めっちゃ言い訳ですが、コロナが落ち着いて一気に出張も増え、さらに大学の勉強と、もう本当に激動の日々で寝る時間を削っています(笑)

今は久々の1週間という長い出張を終え、ようやく帰路について飛行機の中。
今週は関東の事業所の年度計画の詰めとアライアンス、投資家面談、ESG系イベント、京大がらみの案件と本当に忙しい時間でした。
今回はこの中から年度計画の詰めに関して書きたいと思います。

年度計画の詰め


これはなかなかに体力のいる仕事。
各事業所の損益計画と年度の事業計画、そしてそれぞれのアクションがちゃんと数値計画に整合しているかをチェックして、事業所のリーダー陣と一緒にディスカッションしながらより具体的なアクションプランに落とし込んでいくといった内容です。
僕はどちらかというとサポート役なのですが、このアクションプラン次第で全く違う方向に仲間を導いてしまう可能性もあるので、ここは特に気を付けている年に一回の大仕事です。

この大仕事の中で特に僕が気を付けているポイントを紹介します。

・若手のリーダーを巻き込み、当事者にできているか。

⇒日頃数字に触れていないセクションリーダーにもしっかり共有し、日ごろの自分たちの業務がどのように数字に紐づいているのか。何をすればそれが高まるのか?一年かけてどこを目指すのか?を徹底してすり合わせしていきます。

・全社方針に沿った計画になっているか。


⇒計画は各事業所のマネージャーと事業部長が一緒になって作り上げるので、大きく会社の方針からズレることはまずないのですが、僕がチェックするのは優先順位と実現可能性(特に人的リソースに無理がないか)をよく見ます。

・フルスイングした計画になっているか。


⇒しっかり利益が出ている事業所ほど、どうしても目標が低めに設定されがちなのですが、そこは絶対に見逃しません。時には厳しいことも言わなければならないこともあり、ここが一番体力を使います。こちらがトップダウンで決めてしまうと、どうしてもやらされになってしまうリスクがあるので、何度も何度も問いを立てて、当事者であるメンバーから意見を引き出します。ここの絶妙なバランスが、計画にメンバーの魂が宿るかどうかの瀬戸際なのです。

・メンバーの共通認識になっているか。


⇒前項とも重なりますが、ここも大事ですね。事業所のリーダー陣が心ひとつになっていないと、まずうまくいきません。心配なことがあればリカバリー策を考えればいい、不安があって当然、そもそも計画なんてズレるのが当たり前。でもズレたときに何がどうズレたのかをみんなが理解していて、力を合わせて臨機応変に軌道修正できるかどうかは、スタートの時点で計画がみんなの共通認識になっているかどうかが何より大事だと思っています。

・必ず対面で。


⇒この計画がメンバー共通認識になっていて、魂が宿ったものになっているかどうかは、その事業所の1年間の結果(損益)に大きく影響します。やらされ仕事になっていないか、若手メンバーが当事者になれているか、納得できていないメンバーがいないか、など微妙な雰囲気を逃して中途半端になってしまうと事業所メンバー全員に影響が出るかも知れません。


結局数字(損益の結果)はアクションの積み重ねでしかないので、どれだけ細かい損益計画が作られているかよりも、実行メンバーが本気になれているかが大事です。厳しいことも言うからこそオンラインではなく、対面で目を見ながら話をしていくことが重要だと思っています。

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👆これは計画策定中の一コマ。結構ベタなフレームワークを使って先ずは現状の整理をしたりしてます。

何が一番メンバーのためになるのかを追及する


さて、ここまで注意するポイントを書いてきましたが、これだけだとなんだかドライな印象かもしれませんので、その背景にある想いも少しだけ書いておこうと思います。
僕が常に大事にしているのは、『何が一番みんなのためになるか』ということです。
前述の通り、僕は利益が出ていようが出ていまいが、それが僕らが目指す世界に近づくことになっていて、本当にフルスイングした計画になっているかどうかは厳しくチェックします。『利益が出ているのだからこれくらいでいいじゃないか』と思うメンバーもいるかも知れません。でも僕はこの15年間で学んだことがあります。


それは世の中の変化は速い。いつ何が起こるかわからないということ。

法律の改正、ライバルの出現、あらゆるカントリーリスク。
もう二度と事業縮小などしたくない、みんなを路頭に迷わすわけにはいかない。少しでもいいお給料をもらえる会社にしなければならない。世の中を変える世界企業になるには、先ず継続的に繁栄していかなければならないのです。
利益が出て、うまくいっている時こそ、リスクが迫っている時だと言い聞かせ、常にブラッシュアップ、常にサービス向上を目指します。結果的にそれが一番仲間のためになることだと信じています。

心強い仲間たち


今回、何より嬉しかったのは、コロナで長い間会えていなかったメンバーに直接会えたことと、新しい仲間も増えて、本当に心強いチームになっていたこと。遠く離れている上にコロナで画面越しでしか会えない期間が続きましたが、みんなしっかり方向性を理解してくれて、新しいアイデアもバンバン出してくれて、本当に成長してくれていました。
本当に心強い仲間たちです。このメンバーなら絶対に勝てると実感できたのがこの数か月で一番嬉しかった、、、。苦しいことや沢山の失敗や理想と現実とのギャップに押しつぶされそうになりつつもどうにか踏ん張っている日々だけど、やっぱり仲間がいるから頑張れる。自分も日々成長していこう。

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ふー、それにしても今週は疲れた、、、。先ずは近所の温泉に入ってゆっくり海をながめて休みたいと思います。あ、釣りにもいかねば。(心の休養)
みなさま良い週末を。

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