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ICCサミットに出て、心から良かったと思うこと。  ※出場者募集中!!

【ICCカタパルト、出場者募集中です!!】


前回僕も出場させていただいたICCカタパルトですが、6月16日23時まで出場者募集中です!

僕の場合、株主の一人からご推薦いただき出場したのですが、正直いうと今までこのような大会にほとんど出場したこともなく、ICCの存在を知りませんでした。
「営業獲得につながれば、、、」というような軽い気持ちだったのですが、説明会などでお会いする先輩方や出場者の皆さんの熱気あふれる本気度合いに圧倒され、「これは中途半端ではダメだ!やるなら本気でやろう!」と心を入れ替え本気でストーリーを考え、本気でプレゼンの練習をしました。日々の業務で忙しいのはもちろんですが、それに加え大学の期末試験と重なり、文字通り寝る間を惜しんで練習し、どうにか結果出すことができました。

今日は僕がICCに出てみて本当に良かったと思っていることを素直にまとめたいと思います。出てみようかな、と考えている方に少しでも参考になれば幸いです。

ICCサミットとは?

僕が下手なことを書くよりここを見てもらうのが良いと思うのでリンクを貼ります!

ICCサミットに出場して良かったこと

ちなみに僕は今回、「カタパルトグランプリ」と「デザイン&イノベーションアワード」の二つに出場しました。

1、プレゼンを客観的にフィードバックしてもらえる。しかも何度も!

これは本当に貴重な経験でした。今までは自分本位で言いたいことをまとめていただけだったと思い知らされました。
代表の小林さんから直接フィードバックを受ける機会が何回もあるのですが、幾度となく発表を見てきていらっしゃる、まさにプロフェッショナルである小林さんから客観的に、そしてあらゆる聞き手の視点からフィードバックをいただけるのは本当に勉強になりました。
投資家やお客様、採用候補など聞き手にわかりやすく、そしてとにかく人の心を動かすプレゼンでないと世の中なんて変えられない。
特に心に残った言葉でした。今までは正直、「たかがプレゼン、、、」とどこかで思ってしまってた自分がいたのですが、社外はもちろん、社内に対しても一回一回全力で、本当に心を込めて人の心を動かすつもりでプレゼンしなければ、一人でも多くの心を動かせなければ、世の中どころか社員をまとめることすらできないと痛感しました。今では社内外かかわらず一回一回のプレゼンに対して全力で向き合うようになりました。

2、多くの方と知り合える。

サミット当日までに複数回イベントがあるのですが、そこで多くの先輩(過去のサミット出場者やスポンサー企業、経営者の方々)にお会いしました。
中には過去の出場者で上場を果たしている大先輩のスタートアップ経営者の方も多数いらっしゃってイベントで色々とお話しする機会があり、プレゼンに向き合う姿勢はもちろん、それがどのように今の経営に活きているのか、サミット出場を経てどのように経営環境が変化したのか、など目から鱗の話ばかりで大変勉強になりました。
また、同じ出場者の皆さんにもお会いするのですが、みんなのプレゼンに対して、そして事業に対して全力投球している姿は本当に心打たれ、自然と自分も力が湧いてくるような感覚がありとても刺激的でした。切磋琢磨していく同志が増えてサミット終了後も連絡を取り合える関係ができたのは本当に嬉しい限りです。
また、当日も多くの投資家の皆さんや企業のみなさん(お客様候補)からお声掛けいただき、このサミット関連で200枚以上の名刺を交換しました。こんな機会、他にあるでしょうか?

3、事業計画がクリアになる

プレゼンを練習する中で、自ずとそもそもの事業ストーリーに何度も何度も向き合います。自分が本当にやりたいことは何なのか?自分たちが解決している課題は?その解決策は?なぜそれをやるのが僕たちでなければならないのか?など、本当に多くのことを考え、言語化していくプロセスは、事業そのものを見直し、計画の精度を上げることに繋がりました。しかもそれを限られた7分と言う時間で人に伝える!となると表現も極力シンプルにするように意識が働き、無駄な言葉が削ぎ落とされていきます。
結果的に自分の思考がクリアになり、事業計画自体もとてもクリアになったと思っています。

4、仲間の絆が深まる

プレゼンの練習の際に仲間に聞いてもらいフィードバックをもらう機会も多々ありました。みんなで何度も議論し、修正をしていくプロセスで段々と思考が近づいていく感覚があり、最後に出来上がったプレゼンは、僕の想いでもあり、みんなの想い、みんなのプレゼンになったのです。
議論しているのはプレゼンの内容であり、事業の内容そのものであったので、このプロセスで仲間と目線があったのは、今後の経営においても本当に大きな転機になったと確信しています。

また、ブース出展した「デザイン&イノベーションアワード」も最高でした。
みんなで出展の内容を真剣に考え、どうやったら視覚的にも審査員に解決したい課題や当社の価値を伝えることができるか?など様々な工夫をしてみんなで作業してブースを作り上げ、多くのお客様(審査員含め)に見てもらえるのは、これまた大変貴重な経験になりました。
さらに、審査の際にブースに審査員の皆様がグループで集まり、順にブースを回っていくスタイルなので、結果的に数十回のプレゼンをするのですが、実はブースでのプレゼンは全て仲間に任せました。
初めは辿々しいところもあり、やや心配だったのですが信じて任せよう!と思い切って任せてみました。そうすると毎回反省点などを話し合い、回を重ねるごとにブラッシュアップされていき、お客様の反応もどんどん良くなっていきます。
正直に言うと後ろから見守っていて泣きそうになるくらい感動していました。どんどんプレゼンに自信が出てきて、一人がプレゼン、二人がフォローと質疑応答という役割分担も完璧。チームワークが醸成されていく最高の瞬間でした。

結果カタパルトグランプリはまさかの優勝!(本当に信じられず呆然としてしまったw)

イノベーションアワードは残念ながら優勝はできなかったものの、みんなで作り上げたプレゼンで優勝した嬉し涙も、みんなで作り上げたブースで優勝できなかった悔し涙も最高の体験になりました。
カタパルトグランプリで優勝できたのももちろん嬉しかったのですが、このじかんをみんなで経験できたのが何よりも最高な賞品になったと感じています。

5、事業が伸びる!!

サミットを全力でやり切った結果、本当に多くの投資家の皆さんや企業の皆さんにお声掛けいただき、出資の検討や事業連携、そして何よりプレゼンでもブースでも発表させていただいたサービス、PASSTOの導入がめちゃくちゃ伸びました!(現在進行形!)

当日見ていただいた企業様からのリード獲得も30社以上、成約率もかなり高かったです。また、ちょうどシリーズBの資金調達を始めるところだったので多数のVC、CVCの方からお声掛けをいただき、出資検討いただいている企業様リストもあっという間にいっぱいになり、確実に事業をブーストする最高の機会になりました。

最後に

他にもたくさんいいことがあったのですが、恐ろしく長文になってしまいそうなのでこの辺りにしておきます。

ここまでICCサミットへ参加して良かったことをまとめてきましたが、もちろん大変なこともありました。練習時間を捻出するのも本当に大変だったし、僕は右耳が全く聞こえないので基本的に人が多いイベントなどは苦手なので事前イベントで知っている方も誰もいない当初は、出席に億劫になりかけたこともあります。

でも、ICCサミットでの多くのそして最高な出会い、プレゼン練習を通じてクリアになった事業計画、そして仲間との絆。
本当にお金では決して買えない貴重な経験になり、創業から17年間、本当に諦めずに頑張ってきた甲斐があったと思える機会になりました。
そしてきっと10年後、「あの経験が転機になったよね」と仲間で語る日が来ることでしょう。

もし少しでも出場を検討している方がいたらぜひチャレンジしてほしいです!
本当に全力でやり切れる人、絶対におすすめです。
(ただし、本当に大変ではあるので中途半端には絶対参加しない方がいいですw)

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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