「2022年シーズン初戦、織田記念にしました。」
2022年4月1日からGollirab所属になりました。
アスリートの川西裕太です。
2022/4/29 第56回織田幹雄記念国際陸上競技大会日本グランプリシリーズ 広島大会(ワールドアスレティックスコンチネンタルツアーブロンズ)
兼 杭州2022アジア競技大会日本代表選手選考指定競技会
に出場してきました。
今回は、前日の調整や試合当日の振り返りを書きました!
最後まで、お付き合いお願いします!
〜初めてづくしの織田記念〜
2022年シーズンの初試合
・初戦をグランプリにできるようになって成長したと実感してます
・現状をグランプリで知れるという贅沢
・ワクワクが止まりませんでした
Gollirabに所属してからの初試合
・新ユニフォームが間に合わなくて、
上はmistralさんが作ってくれてるGoririseの旧ユニフォームで
下は市販されているNikeのランニングパンツ
織田記念に出場するのも初
・GPスタートじゃなくてSEIKOチャレンジスタート?
→SEIKOチャレンジからなら朝9:15~競技開始 朝早すぎてびっくりしました
・前日にGPに繰り上がりました!
→12:10競技開始と普通の試合くらいになりました!早起き苦手なのですごく助かりました。
遠征に一人で行くのも初
・新幹線 EX予約 初めて使ったけど便利すぎました
・ホテル アパホテル 大浴場って素晴らしいですよね
〜試合の調整〜
・コーチと相談をしながら、メニューをほとんど自分で決めました
・何か違うなと思っていた時にアドバイスを求めたら、バシッと答えをくれて改めてコーチの偉大さに気がつきました
・恵まれている環境で陸上競技が続けれているなと再確認できました。
・出力が上がっているのか、環境の変化で疲れているのか、両方なのか、以前から練習で本数は走れないのですが、驚くほど本数が走れないようになってきました
→練習の本質はどこか捉えてできるようになってきているからなのか?
→スピードが上がった反面、疲れ方がすごいです
・今回の調整は疲れを取るのに4/23.24.25の三日間で30時間も寝てました!
〜3月の沖縄での記録会の10秒32 +1.5を出してからの心情〜
・3月6日に自己ベストを0.1秒も更新できました。
→今回の冬季練習は当たりを引けたのかな?
・当初の予定は初戦は出雲グランプリでしたが生意気にも織田記念に変更しました
・以前のベストの10秒42のエントリーだった場合、織田記念はエントリーすら出来ていませんでした。
→同じタイムの人達がいっぱいいるんだと実感しました
・この時期にこのタイム、本調子のシーズンならどこまでいけるんだろう。好奇心が止まりません!
〜僕のだいたいの一週間のスケジュール〜
〜今回の調整〜 *コメントも入れてます
毎回の調整のだいたい一週間前の日に長めのスプリントを入れます。めっちゃ疲れます。
4/19 300*3 60 60 56.8 最後の一本、アキレス腱痛の檀野さん気持ち良さそうやからペース合したら早かった。泣
4/20 sd 3本 多分60mくらい ウェイト全身軽め 何か違うなってなってて、身体は重くはなかった。コーチがバシッと答えくれた。疲れてて、膝の動きが自然じゃないと
4/21 休み 治療 股関節・膝・足首 関節周りをほぐしてもらった
4/22 120 1本 パンクフライになってた まだ疲れある感じ パンクフライで120m走ってまあまあって感じ コーチ→膝マシになったけど、腕振りのインパクトと肘が前に出てきてない
4/23 ウェイト 全身軽め 疲れを取るために全身の血を流す感じでウェイトした
4/24 休み 家でゆっくりしてた
4/25 休み 治療 膝上と大腿四頭筋、脹脛、お尻、ハムストリングス、背中をほぐしてもらった
4/26 sd 2本 多分60mくらい NEW マックスフライ newマックスフライ走りやすすぎ 感覚もよく順調!
4/27 移動の日 新幹線 長風呂して全身の血を巡らせた
4/28 sd 2本 前日刺激
4/29 レース
〜前日刺激〜
天候 晴れ 気温24度 メインストレート追い風
調子が良いのが自分でわかるくらい、身体は動いていました。
身体が動きすぎて、右脚の大腿四頭筋の一つである内側広筋を攣りそうになっていました。
刺激として行ったのは、シンプルでスパイクを履いてのショートダッシュ30~60mです。
スターティングブロックからのダッシュからも2本行いました。
前日にやりすぎると筋肉が疲れるので、時間としては1時間半くらいで切り上げました。
明日もこの天候でレースだったら最高なのになあと思いながら、明日を迎えました。
〜前日の試合に対する想い〜
身体の調子は自分でわかるくらい良いので、自分に期待してます。
織田記念は条件のいい大会というイメージが強いため、好条件ならベストの更新ができるんじゃないかと思います。
ベストの更新が出来たら、A決勝に残れるだろうと思ってます。
A決勝でもいい走りをすれば、アジア大会の選考や、5月8日にあるゴールデングランプリにも出られるかもしれないです
すごく楽しみです。
〜当日のアップの感想とレースの感想〜
予選 2組2レーン 02:04〜
10.64-0.7 8着
豪雨向かい風、12度
寒すぎてアップの時にどんだけ筋肉をあっためられるかと考えてウォーミングアップは普段の1.5倍した。
雨に濡れるのはナンセンスだと思い、普段ならスパイクでショートダッシュ30〜60mの所を雨の当たらない坂で30〜40mのダッシュを5本に変えた。
待機場所でユニフォーム姿になった時、寒すぎて思わず「さむっ」と声が出た。
集中できなかった。もうこの時点で、早く走れる状態ではなかった。もう思考が怪我せず、レースを終えれたらベストだなと切り替わっていた。
レースの感想は、寒すぎて集中できなかったのと、スタートの号砲への反応がめちゃくちゃ遅かったなと。
このレベル帯まで来ると最初につけられた差は縮まることはなかなかなく、今回のレースもそうなった。
B決勝 8レーン
10.66-0.9 4着
雨は上がったが、風は強くなってました。
気温は12度のままだったが、体感的には予選の時に雨に打たれたので寒かったです。
予選一本を走り終わった疲れではなく、一日のきつい練習を終えたくらいの疲れでした。
アップは2本目だったので速い動きをメインに、スパイクでショートダッシュを3本、スターティングブロックからのダッシュを1本しました。
〜レースの反省〜
スタートの反応が遅く、その時の差のまま追い付かずゴールまで走ることになりました。
加速局面は悪かったが中間後半はその割には悪くなかったと思います。
今回のレースは周りに左右されるような形にはならなかったが、スタートの反応と加速局面での加速度が大きく課題に残りました。
中間後半は今している練習を継続すればもっと良くなってくると思いました。
毎回の練習の走り出しは何らかの音を聞いてからのスタートをするべきだと改めて感じました。
今回のレースを見て足首の硬さが少し緩く見えたため、普段の練習に取り入れていくことにしました。
心技体の体の部分を整えるのは上手になったと思います。
技の部分は日々アップデートするべきだからこれからもより良くなるように練習あるのみです。
一番の課題は、心の部分です。
自分はすごくマイペースなので、悪天候の中での自分の中の気分を最高の状態で保つのはどうすればいいのかを考えて行かないといけないです。
どんな条件であろうが、選手はみんな同じ条件の中で戦っているということをもっと理解するべきだと、今回の織田記念で痛感しました。
次戦の関西実業団に向けて、しっかりと課題である加速局面の向上と、心技体の心の部分をもっと整える必要があるなと感じました。
次戦は5/15の関西実業団(徳島)です!
今回の反省を活かし6月に行われる日本選手権に向けていい流れを作れるような走りをします!!
引き続き、応援よろしくお願いします!
最後になりましたが、お世話になった高校時代の恩師である森先生が4月に亡くなられました。
この場をお借りして、ご冥福お祈りします。
ここまで拝読して頂き、ありがとうございました!!
川西裕太。
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