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闘病者による初動負荷トレーニング日記 その1

これから、不定期に私の闘病日記を書いていこうと思う。闘病日記というよりは、初動負荷トレーニングでどれだけ状況が好転するか、あるいはしないのかを書いていきたいと思う。

私は、数年前から脊椎脊髄の原因不明の病気で年々歩行困難が進んでいる。2022年1月1日の状況は、歩行時はノルディックウォークポールを両方つきながらでないとほとんど歩けない状況。ほぼ車椅子と言っても過言ではないかもしれない。

今は主に大阪大学付属病院の神経内科と、系列の市立病院の整形外科に定期的に通院している。
胸椎に軽い椎間板ヘルニアがあり、それを2020年の9月に手術をしたけど、その術後、状況が改善していないということは原因はここではなかったということだと思う。

神経内科は、昔、ギランバレー症候群(もしくは脊髄炎を併発してたかもしれない)に罹ったことがあって、その関係もあり、今でも3ヶ月に一回程度、診察してもらって経過観察という状況。二度ほど入院して調べたけど原因は不明。今年、3度目の入院をする予定でもある。

具体的にどう悪いのかというと、足が痙性対麻痺という状況。つっぱって足が動かない。だからうまく歩けない。そして、何故か風呂に入ったりした後は、いつも以上に動きが悪い。

頸椎だったり、胸椎の違う場所や腰椎が原因で、それがはっきりわかって、その部分を手術したら元気になるというのを期待していたけど、少なくとも今の時点では、そこにはたどり着けていない。

足がほとんど動かず、リハビリで頑張って歩いても足がつっぱっているので、関節があまり動かずに可動域がどんどん小さくなったり、そのせいもあって筋力が落ちるという悪循環に陥っているのは間違いないと思う。

そんな折、リハビリで通ってる病院のPT(理学療法士)から、担当で持ってるパーキンソン病の方が、初動負荷トレーニングをやりはじめてから調整が良いということを聞いた。

調べてみると、初動負荷トレーニングとは、元メジャーリーガーのイチローさんをはじめプロスポーツ選手も取り入れているトレーニングだけど、介護予防に使っているところもあるとのこと。

私自身は、ヨガをやってたし、先生もとても素晴らしい先生で凄く親切に教えてもらってたけど、今の状況では、それよりもマシンの力を借りてでも身体を動かして、可動域を広げながら少しずつ筋力を回復させた方が良いような気がする。そして、もう少し動くようになったら、また、ヨガにも復活したい。

そして、私には目標があります。それはスキーに復帰すること。一応、スキーは1級を持っていて、全盛時はコブ斜面もガンガン滑ってた。初動負荷トレーニングがどれほど効果があるかは現時点ではわからないけど、もう一度、ゲレンデに立ちたい。まずは来シーズン、ゲレンデ復帰できることを目標に初動負荷トレーニングを頑張ろうと決意した2022年の元日です。

というわけで、今月の中旬から初動負荷トレーニングの施設に通う予定。今後、私の体調とともに初動負荷トレーニングを麻痺のある人が取り入れればどうなるのかを記していきたいと思う。

もし、同じような状況にいる方がいらっしゃれば、その方の参考になればとも思っています。と、同時に、こうしたことに詳しい方、医療関係者の方、初動負荷トレーニングに詳しい方から、ご意見やアドバイスを頂けますと大変幸いです。


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