Slush Singapore 2018 に行ってきた
シンガポールでは9月14日に開催された Slush Singapore 2018 に参加しました。日本からの参加者はあまり多くない模様。今年の来場者は 2,500人超。シンガポールは例年この規模らしい。昨年の本場ヘルシンキの Slush は 20,000人規模とのことなので、それと比べればだいぶコンパクト。
参加者は、インド、インドネシア、ロシアとか、各国から人が集まっていました。Slush 本場のフィンランド系の人たちは、ずっとビールを飲んでた。インド人の質疑応答の早口英語はやっぱり聞き取れないよ。
聞いたトークの中では、ジャカルタ発のユニコーン Bukalapak の人の O2O2O の話が面白かった。下記の写真でも Grab と Bukalapak が並んでる。
インドネシアに数十万軒ある町中の売店 (Warung=家族経営のパパママショップ)向けに、そうした Warung が EC する Offline-to-Online サービスと、Warung 向けに商品を供給する Online-to-Offline サービスを展開中。Bukalapak はこの O2O2O を強化してるとのこと。
日本では、パパママショップの商店は(地主のおばあちゃんで儲けなくていい店舗を除いて)ほぼほぼ絶滅してしまったと思うけど、東南アジアだと保護される国もありそうだから、あるんだろうな。
今年の Slush Singapore の会場は、Zepp BIGBOX Singapore。シンガポールの中心地からはちょっと遠い。ショッピングモールのフードコートが隣にあるので、安価な食事が食べやすい。500円くらい。
運営スタッフは、大学生とかの若いボランティアがたくさんいる。大予算がブチ打ち込まる US のイベントとは違う雰囲気です。スタッフみんなで作っている感じがありつつも、安っぽくない。主催者も、そうした若い人がスタートアップの文化に触れたり、投資家と繋がれる場を創りたいと話してました。いいな。