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44.『18歳から考える建築家として独立する為の75』
今日は、澤田 友典さんの『18歳から考える建築家として独立する為の75』です。
4.1 5つ星のうち4.1 14個の評価
この本で分かること
独立するのに、必要な行動
この本はRC Design studioというRC構造を強みとした個人設計事務所を経営されている著者が澤田友典さんが独立を目指す大学生や若手建築家に向けて書いた本です。
本書を読む目的
建築家として起業する際に何を学べばいいか判断できる状態でいる為に、少しでも経営の知識に触れておく。
私は2025年からデザインの専門学校に通い、卒業後は建築設計、デザイン、芸術、映像、コンサルなど設計を中心として様々な仕事をしたいと考えています。
今回はその為になりそうな本「18歳から考える建築家として独立する為の75」を読みました。
まだ、学校に通う前の私が読んでもタメになると思ったわけです。
独立に必要なこと、考え方を経験談から抽出しようと思いました。
独立に必要なことが網羅的な書かれており、現実的なお金のことも書かれてあり、進学前に読んで良かったと感じました。
本を読む人なら是非Kindle Unlimitedを試してほしいです。
月額980円で対象の電子書籍が読み放題になります。
こういった読み放題のサービスは読みたい本が対象でないことも多いですが、
Kindle Unlimitedは人気の本も数多く対象となっています。
何より980円なので、月に1冊読めば元が取れますし、電子書籍は電車の中や待ち時間、お風呂に入りながらでも読むことが可能なの、読書量も自然と増えます。
私は携帯のKindleアプリとKindle Paperwhiteの併用で3年以上継続しています。
読みたい本が読み放題の対象であることも結構あるので、
私は月3000円分くらい得をしていると思います。
携帯で読めるので、移動時間だけで週1冊は読んでいます。
初月無料で無料期間中に解約可能なので、試す価値は十分だと思っています。
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最も感動した建築
建築を見てまわろうということですが、一番感動したのは、パンテオン神殿だそう。
私が見た中で、一番感動したのは、ローマのパンテオン神殿です。なんと、屋根の中心に穴が開いていて、礼拝堂に雨が入ってきます。礼拝室が日時計になっていて、12時に、キリスト様の後ろに光が集まる仕組みになっています。その時、感動で胸が打たれました。あなたも、そんな感動できる建築を、自分の足で、探してみて下さい。
ホームページを自分で作る
独立するとなるとホームページを作ることになると思います。
外注することもできますが、文章や運営戦略コンテンツなどは自分で決めなくてはいけません。
それならば自分で作れるようになって更新頻度を上げ、内容を充実させるほうがよいということです。
このブログで練習していきます。
写真を撮る
独立時に必要な写真を自分で取ることができると、節約になります。
住宅でも5〜10万は必要になるので、独立時の経営状態を考えると自分で取れるに越したことはないのです。
2024年は写真も始めたい
3Dパース
3Dパースの需要は大きく、設計の仕事が取れなても食い繋ぐことができます。
宅建を取る
私が、小規模な設計事務所として独立する為に、必要だと思う資格は、以下の三つです。 ◆一級建築士 ◆インテリアコーディネーター ◆宅建 この中で、インテリアコーディネーター、宅建は、受験制限がありません。誰でも受けられます。勉強にもなり、就職活動にも有利です。時間のある大学生のうちに、取っておくべきでしょう。(*資格の更新にお金がかかります)
宅建とろうかな。どのくらい勉強したら取れるのだろう。
又、宅建の資格があれば、不動産の賃貸経営サポート、建売住宅の売買サポートなどを、不動産会社と連携して行い、設計事務所の業務から、一歩踏み込んだサービスが提供可能です。実際に、設計事務所の「設計・監理」という枠組みを超えて、「販売」「賃貸」という不動産業界の分野にまで、業務を広げている、設計事務所もあります。そうした所に、就職活動する場合には、宅建の資格はとても有利です。
クライアントワーク以外にも建築家として事業を行うには必要な知識だろう。
インテリアコーディネーターの資格をとる
インテリアコーディネーターの試験範囲は二級建築士と同じ
文章の練習をする
建築家として独立するなら文章を書く機会が多いです。
文章力は売り上げにも大きく関係しているので、勉強した方が良いです。
私はこのブログを通じて練習しようと思います。
学生時代の設計課題を自由に真剣に取り組む
学生時代の設計課題は責任もなく、施主もいないので建築に純粋に向き合い追求できる時間となる。
設計事務所の起業は10万でできる
設計事務所の独立はほとんどお金がかからない
10万でできる
銀行の借入の必要がないので、借金がなく倒産のリスクが低い。
独立を目指そう。
買う気がないままショールームを見に行く
大都市に住んでいる学生なら、家具のメーカーにショールームや、建材メーカーを見て回るのも面白いです。雑誌や、ネットで検索を参考に片っ端から回りましょう。買いに来たわけでもないし、ショールームの人に嫌がられると思って、堂々と見に行けない人もいるかもしれません。ただ、そこら辺を上手くやるのも、起業するのに、非常に大切なスキルです。
ルールに縛られず攻めていく姿勢が大切。
独立前に入社すべき会社
独立当初の小さな設計事務所では住宅の設計がメインとなり、収益性が低い。
軌道に乗ってきたときに、店舗、アパート、など段々と規模を大きくしていきたいので、就職先は小規模も中規模もこなす4~6人の事務所が適している。
10~20人程度の大規模事務所では公共事業や大規模な建築をメインとしているので、開業当初の小規模建築のノウハウが手に入らない。
また、大規模建築だと、設計から完成まで4年程度かかり数がこなせない。小中規模で2年程度のスパンで建築の数をこなし多くの経験をすることが望ましい。
接客を追求する
クライアントへの接客スタイルを確立する為に、さまざまな接客を受けてみることが有効。
一泊5万程度のホテルの接客を体験するなど。
広告を打つ
広告を使い、適切な媒体で宣伝することは有効。
収入を真剣に考える
若いカップルの家は、平均2000万円以下。10%の設計料で年間3棟で600万。収入は400万
建物価格を4000万程度の設計をする事務所になれば、1200万、収入は950万になる。
そう考えると、就職先は高価格帯の建築を扱う事務所が望ましい。
年収500万の人を雇うためには、追加で1000万の売り上げを立てる必要がある。
最低でも600万。
まとめ
建築家として起業する際に何を学べばいいか判断できる状態でいる為に、少しでも経営の知識に触れておく。