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RubyKaigi 2023 に参加してきました

こんにちは、かわくぼっくす(@kawakubox)です。
RubyKaigi 2023 に MNTSQ(モンテスキュー)株式会社として参加してきました。今回はその参加記となります。

はじめに

改めまして「かわくぼっくす」です。
RubyKaigi 2023 で Ruby Sponsor としてスポンサードさせていただきました MNTSQ 株式会社で Software Engineer (主にBackend)をやっております。
RubyKaigi 会期時点で MNTSQ に転職してまだ1ヶ月経っていなかったのですが、入社前に「RubyKaigi 行く??」とヒアリングされ「行ぎたいっ!!!!」と二つ返事で回答しました。

セッション

全体的に見渡すと、 Parser、ReDos、 JIT、 型関連(RBS、TypeProf など)が多く wasm 関連も複数セッションが組まれていました。
JIT、型関連は近年の RubyKaigi で毎回数セッションはテーマに組まれていますが、 Parser、ReDos あたりが目新しくトレンドのように見受けられました。

Day1 は英語セッションも聞いたりしたのですが英語のリスニング能力が乏しく、 Day2 以降は日本語セッションを中心に回ることにしました。

会期通じて Misaki Shioi さんの「Implementing "++" operator, stepping into parse.y」のセッションが面白く印象に残りました。

Ruby に “++” 演算子を実装してみるという内容で、シンプルなアプローチからはじめて 実装→検証→課題 のサイクルを回していくスタイルでした。
セッション中まったく噛むことなく発表しており、聴き取りやすさもさることながら、最後のオチまで含めて秀逸でした。
見ていらっしゃらない方はセッション動画が公開された際には、ぜひ視聴してみてください。

交流

前職、前前職も Ruby で仕事していたことあって、会場内では当時の同僚や業務委託などでお世話になった方々に近況報告したりもできました。

旧交を温めるのもそうですが、新しいつながりを作ることこそオフラインイベントの醍醐味ではないでしょうか。
初日のセッション終了後に催されたオフィシャルパーティでは、序盤は自社メンバーでテーブルに固まっていたのですが、雰囲気に慣れて緊張も解けた(酔いが回ってきた?)終盤は頼まれてもないのに日本酒提供エリアに居座ってソムリエまがいなことをして交流を深めてました。

日本酒を振る舞う

また弊社が主催した Day2 の夜に開催した Drink up イベントでもたくさんの参加者と交流させていただきました、ありがとうございます。

参加しての感想

久しぶりに RubyKaigi に参加して感じたのが参加者の熱量の高さです。

前回参加の8年間で私自身を取り巻く環境も変化しました。
ちょっとした規模のコミュニティ運営に関わるようになったのですが、そういった経験を得たことで RubyKaigi の凄さ・偉大さにより気づけたのではないかと思います。
それは、RubyKaigi で高まった熱量が参加者→コミュニティ全体に伝播し未来の Ruby コミッターや登壇者を生み出す、この強力なエコシステムが Ruby コミュニティの強みなんだろうなと感じました。

RubyKaigi 2024 へ向けて

次回は沖縄🏝️でしたね。
私個人としては北陸(特に金沢)予想をしていましたがハズレでした💦

8年ぶりに RubyKaigi に参加して自身の課題として以下を感じました。

  • 以前はあった英→日翻訳のサポートがなくなり英語セッションが聞き取れなかった

  • Ruby の新しい Feature の理解が足りていない

せっかくの RubyKaigi をより楽しむためには、これらの課題を少しずつでも解消しようと思い、次回開催に向けて

  • 英語セッションを聞き取れるようになること

  • Ruby 言語仕様、新しい Feature に触れる

これらを意識しつつ取り組んでいこうと思います。

最後に...

MNTSQ ではメインプロダクトの Backend を Ruby で開発しております。

  • 代表の板谷のスポンサートークを聞いて興味を持った

  • MNTSQ ってどういったプロダクトなの?

  • RubyKaigi で中の人と話して興味を持った

などありましたら、カジュアル面談などお問い合わせください。



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