AnimateCC2019の動画書き出しについて

ということで、素人なりに検証してみました。
まずはAnimeteCC2019を使ってツイートの動画を再現します。

問い合わせたところ、AME(AdobeMediaEncoder)を使用せずに書き出ししてるとのことなのでチェックを外して、書き出しします。

Animateで直接ビデオ書き出し

すると「〜.mov」ということでQuickTimeファイルが書き出されます。「Original Apple specifications」となっている。DaVinci Resolveで見てみると「Animetion」コーデックってことになってますね。ビデオの欄にあるフォーマット/情報のところは「Run-length encoding(ラングレス圧縮)」になってます。

AfterEffectsで直接書き出し

ということで、比較用としてAeでもAnimetion圧縮で書き出してみます。

フォーマットがMPEG-4になってますが、それ以外は特に変化なさそうですので、次は無圧縮、YUBで書き出しますが、全体のフォーマットはAeで書き出すとやはり同様にMPEG-4になり、ビデオのフォーマットが無圧縮は「RGB row」YUBは「YUV 2vuy」となってます。

AfterEffectsでAME書き出し

一応AdobeMediaEncoder(AME)で書き出してみましたが、ビットレートが若干揺れるだけで、特に違いはありませんでした。

その流れでh.264の「〜.mp4」も書き出します。AfterEffectsは2018あたりからAME使わないとmp4ファイルが書き出せなくなっているのです。

ファイル全体のフォーマットはMPEG-4ですが、他のものが全然違いますね。まぁ当然ですが。「AVC/Avovanced Video Codec」となってます。

AnimateをAMEで書き出し

ではAnimeteもAMEが使えましたので、使ってみます。まずはmp4から。

まぁ、同じAMEを使ってますから、同じ結果です。
ではAnimate+AMEでQuickTimeを書き出すと……

「Original Apple specifications」になることなく、「Animetion(Run-length encoding」コーデックで書き出されます。Aeと一緒ってことですね。

結論

グダグダ書きましたが、AnimateCC2019の「ビデオを書き出し」で、AMEを使用しない場合のみ、MPEG-4にならず「Original Apple specifications」になってしまうみたい。
そんな理由で再生されないのかもしれないです。

このことについて、何か詳しいことをご存知の方はツッコミ入れてくれると嬉しいです。

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