私の好きな詩、3つ挙げれば大切にしたいことが見えるかも
詩が好きです。
今日はちょっくら、好きな詩のこと書いてみよかな。お時間ありましたら、お付き合いくださいませ┏○ﾍﾟｺｯ
いいなと思った詩があったら、ぜひ声出して読んでみてね。目で追うよりも、胸に入ってくるよ。
はるが きて めが さめて
くまさん ぼんやり がんがえた
さいているのは たんぽぽだが
ええと ぼくは だれだっけ
だれだっけ
はるが きて めがさめて
くまさん ぼんやり かわに きた
みずに うつった いいかお みて
そうだ ぼくは くまだった
よかったな
くまさん、くまで良かったね。誰がいいとか悪いじゃなくて。ねんねんも、ねんねんで良かったなぁと思いたい。
みんなが「私は私で良かったな」って思ったら。ひとりひとりが生きやすくなって誰かと比べて落ち込んだりがなくなるかな。
私が誰かと比べがちなので、比べなくていいよーと言ってもらえた詩です。
えだを はなれて ひとひら
さくらの はなびらが じめんに たどりついた
いま おわったのだ そして はじまったのだ
ひとつの ことが さくらに とって
いや ちきゅうに とって うちゅうに とって
あたりまえすぎる ひとつの ことが
かけがえのない ひとつの ことが
「いなくなること、忘れること
やめること、おわること」
このあたりは、超苦手分野
苦手というか、きらい。
だから最初から手をつけない、しない。
そもそもしなかったら終わりはないし。
そんなふうに、若い時から結構考えていました。
だけど。終わってもまた始まったり、形を変えたりするんだなと。
まどさんの詩が教えてくれました。
はれたひは まっしろくもさん
おそらで きょうそうしてる
だれが いちばん はやいかなぁって
でも くろくもさんが あらわれると
きょうそうをやめて うしろにかくれちゃうね
くろくもさんは こわくないのに
うしろで おひさまといっしょに
あそぶのかなあ
小学生のころ、日記を書く「宿題」がよく出ていました。今思えば「宿題」としてみんなに出ていたのか、書いても書かなくても良かった自由なものだったのか。
よく覚えてないけど、ほぼ毎日書いて提出していました。その中で、途中から詩を書き出した記憶があります。その頃書いた詩です。
なぜこの詩を覚えているかというと、学年末に学校で発行される新聞のようなものに載ったからです。
嬉しかったんだなぁ。
純粋な子ども時代に書いたこの詩のように、いつまでも感動したいな。
私は私であり、あなたはあなたであること
なくなることをおそれなくてよい
感動したり、胸をふるわすこと
ほかにも、金子みすゞさんや柴田トヨさんの詩も好きです。
きっと、こんな優しい眼差しでいたいという願望があるんだろうなぁ、自分自身に。
（結構すぐ熱くなってしまうからさ…笑）
薄く長く、言葉が好きなのはずっと続いています。フレーズ、キャッチコピーのようなシンプルな文章で伝わるのも好き。短歌・俳句・自由律俳句などに目を向けるのは、ここ最近の話です。
これからも、言葉に薄く長く時に深く、付き合っていこうと思います。
今回の記事は、ことばと広告さんにいただいたお題を基に書きました。
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