女子小学生時代、姪がクラスメートをギャン泣きさせた『怖い話』。
最初に言いますが、
今回の記事は特に未成年に相応しくない残虐な描写がございます。
なので、そういう表現を受け付けない方は、この先は見ない方が良いでしょう。
今から五年程前になりますか。
川上智弘さんが野暮用で兄の家に行った時の事。
兄と立ち入った話をしていたのですが突然、玄関のベルが鳴りました。
兄が出ると、大体私と同い年くらいの女性が物凄い剣幕で兄を睨みつけました。
女性が言うには、
姪すなわち兄の娘が修学旅行先で即興で作った怖い話を聴かされて号泣してしまい、
家に帰るまで引きずったらしく、土産すら買ってこなかったとの事。
正直、兄の方が頭が良かった様で、数分も経たない内に女性を論破して追い返しました。
数日後、姪にどんな怖い話か聞いたところ、
子供騙しにすらならない駄作でした。
喜劇に近い内容だったので、せっかくだからその『怖い話』を書いてみたいと思います。
最終警告、
その手の描写が苦手な方は引き換えして下さい。
(/・ω・)/
昭和20年代、いわゆる『戦後一桁』時代の田舎町。
少年少女あわせて8人が、肝試しをする事になりました。
その中に赤ん坊をおぶった少女がいて、順番決めの結果、彼女が一番最初になりました。
肝試しは夜中、コースは遠く離れた墓地に行き、そこを一周して戻って来る。
その少女がスタートします。
周囲は暗闇で何も見えないが、勇気を振り絞って先へ進みます。
墓地も何事もなく一周して、あとは元のばしょに戻るだけ。
その時、背後から物凄い力で少女は髪を引っ張られました。
恐怖に感じた少女は、護身用の鎌を一心不乱に振り、少しすると引っ張られなくなりました。
安心した少女は少しフラフラしながらも、みんながいるスタート地点兼ゴール地点に辿り着きました。
すると、少女の親友の女の子が青ざめた顔をしながら一言。
「赤ちゃんの首が無い」
そう、少女の髪を引っ張ったのは赤ん坊であり、
鎌を振りまくった結果、その頸を刎ねてしまったのです。
もう少し時代が前だったら鬼殺隊になれていたね。
めでたしめでたし。
(/・ω・)/
ハァ!?でしょ。
こんな内容で泣くとか、この国の未来は大丈夫なのでしょうか。