父と息子と母親と@京都の夜
無事に高校に合格した彼
難関校に挑んだ彼は
全力を出し切って結果を残した
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珍しく
とても嬉しいと
気持ちを語った彼
一生懸命やりきったからこそ
その気持ちが味わえると思った
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そして親としての安堵と
彼はもう大丈夫という安心感と
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沖縄に行き続けた自分にも
やりきった感があり
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沖縄との関わりも
彼との関わり方も
今まで
一つの区切りと思った
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そうしたら
この9年間の軌跡を
形に残したくなった
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京都で3人で食事した夜
彼に渡した
9年間のフォトブック
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そして伝えた
合格おめでとう
ひとつの区切りだな
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この9年、たまに沖縄に来て
好き勝手なこと言ってきたけど
こうして今ひとつの役目の
区切りかなと思う
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これからは大人に向かって
色んなことがあるだろうけど
自分がどう思っているか
そこを大切にして
進んでいってほしい
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立派に育ってくれて
嬉しいよ
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彼は昔の写真を見ながら
毎月沖縄に来るのって
お金とか
すごいことだよねって
つぶやいた
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91回だよと返した
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しんどい時もあったけれど
行き続けて良かったと思った
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そして仲良さそうに話している
母と息子を見て
嬉しく安心感を感じた
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別れて翌日になって
彼の誕生日になつた
メッセージを送った
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前の奥さんにも
昨日のお礼と
彼が心優しく育ったことを
嬉しく思います
あなたのおかげです
ありがとう
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と送った
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返事がきた
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毎月沖縄来てくれて、
彼の心の支えになってくれた
おかげです。
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学校行けなくなった時は
心配したけど、
何とか中学校卒業して
高校合格できてよかったです、
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本当にありがとう。
これからもよろしくお願いします。
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時間が解決してくれるものがある
つらいことは奥の方に
しまわれて
だから前を向いていけるのかも
しれない
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そして
本当に解決するかは
その時間をどう扱うかだと思う
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彼には
母親も父親も必要でした
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思うことがある
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子どもが成長するにあたって
どんなところへ進んでいくのか
方向づけは
母親の影響が大きくて
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そして
その道をどの深さまで
全うするのか、その質は
父親の影響が大きいのかなあと思う
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昨日沖縄で
どしゃぶりの中入学式
おめでとう