「マスコミの存在意義とは」

一昨年、朝日がすっぱ抜いた民間サイバー攻撃の記者の暴露話がアツい。組織人はここから5分くらいの話がとても心を揺さぶられるのでぜひ聞いて欲しいっす。
https://open.spotify.com/episode/1qqhJXTnkDFaCHFfaRSxqE?si=xVtxlIOHRWu10-WP_TJntA&context=spotify%3Ashow%3A392h0MYfvMTndEVzf2cOvC&t=1911&fbclid=IwAR0L0oaoygix_eHFm2mIHB2BfCJry7Jxz1ncrNOib2O75NJBCFzF3yCvznE&nd=1

ちなみに朝日新聞と言えども、この手のデジタル絡みの記事を書ける人はほぼ居なくて、ポッドキャストを通じて社内向けに「デジタル毛嫌いせずに取り組もうよ」という記者の叫びがあり、日本のDXの遅れを象徴する件りがおもろい。

「サイバー攻撃関連の話は公開しても一つもいいことがないから閉じてしまうが、サイバー攻撃は英語ではキャンペーンと記載されるように三菱だけの話ではない。どこも同じように攻撃を受ける。その知見をオープンし明らかにするのが新聞の使命」

巷には表層だけ見てマスコミ不要論を掲げる人もいるが、とても重要な仕事だと改めて感じる。

Amazonのベゾスの本「Invent & Wander」にワシントンポストの買収について書いてあるが「新聞社は民主主義にとってとても重要な組織である」だってさ。

本当に広告に頼らないジャーナリズムのモデルを確立してほしい。（陰謀論好きな人はベゾスの言葉を穿って見るんだろうけど）