「質問で繋ぐ自己紹介の仕組み」
その昔、同じ場所に帰属するんだけど全員が顔馴染みではないという10社で全体30人の新年会があり、なんとなくみんなお互いを知らないのでまごまごしていたので「自己紹介した方がいいですよねぇ」と某社内報コミュニケーションの達人ねぇさんとその場で仕組みを考えてみた。おもろいのが考えついちゃったのでやってみたら評判がめちゃくちゃ良かったので残しとく。
ピンときたら使ってくだされ。
① まずA4サイズの白い紙とかを名刺サイズくらいに切る(手切りでOK)それをクリップとか名刺入れとかなんでもいいので何かでまとめる
② 紙袋を用意して(人数いれば大抵誰かが持ってる)その紙袋の側面に「この紙に誰かへの質問と自分の名前を記入し折って紙袋へ入れ、次の人に回してください」と書く
③全員書き終わったらいよいよ自己紹介タイムスタート!司
会が仕組みを説明して最初は司会が紙袋から質問を引く
④自分の自己紹介した後に、紙に書かれた質問に答えてその質問者を壇上に招く(連鎖)
⑤自己紹介が終わった人はさっき座っていたところと違う場所(壇上にあげたひとの席)に座ってもらう。→新たな人たちと話せる(合法的席替え)
〈ポイント〉
・想像以上に盛り上がるので人数多いと5人とか10人とかで区切るといい。(休憩中にさっきの質問で近くの人と盛り上がる)
・紙に書かれた質問者は最後に発表するとより盛り上がる。
・ヤジはある程度許容すると、ヤジ側と登壇者の関係が全体に共有されて暗黙知が増大する
(「あーあの人は住んでるとこいじられキャラなんだな」とか)
盛り上がった珍質問
「好きなアウトドアギアはなんですか?」
「◯◯をどう思いますか?by◯◯」
「理想のプロポーズを教えてください」
〈終わりに〉
飲み会スルーも取り沙汰されるが、楽しく場の全員が仕事外のことで広く共通項を見つけ、組織の風通しが良くなることは非常にメリットがあると思う。
質問側も答える側もその人を知れて、話題が増え、より多くの人と話せて、なかなか良い仕組みだったなと自画自賛。
ちなみにこの仕組みは3年前に田辺 貴久さんがつなぐ人フォーラムで生み出したワークショップが元になっている。この場を借りてありがとう。