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「半径100mの人のつながりを」

株式会社Goldilocksファウンダーの川路です。
普段はこのnoteアカウントでは徒然に自分のプライベートばかりを投稿していたんですが、今日から新たに創業した会社の事業について書いて行こうと思います。

先月7月7日に創業した「半径100mの人のつながりを」をキャッチコピーに”SocialCapital”と呼ばれる人と人とのつながりが生み出す社会関係資本を増やしていくことをミッションに据えた会社です。

私は24年間大手デベロッパーでまちづくりや新規事業に携わって参りましたが、政策や既存のサービスでは解決が難しい都市生活のさまざまな問題を解く鍵は、半径100mの人と人のつながりにあると感じていました。

現代は日常生活がとても便利になった結果、人が知り合う場面が極端に減少し、短期的には人と全く触れ合わなくてもほとんど困ることがなくなりました。(同じマンションやアパートに知り合いが一人もいない友人の話を聞いても全く驚かなくなっています。)

しかしながら、中長期的目線で考えると、人のつながり(SocialCapital)は必要不可欠なものです。現代の都市が抱える諸問題は、半径100mの人のつながりが解決の鍵になるものがほとんどだからです。
(便利が行き渡った日本ですが、条例でも、補助金でも、アプリでも、家電でも解けない社会課題がそこかしこに存在しています。)

そこで当社は、日常生活における人のつながりを生み出すデザインにチャレンジしていきたいと考えています。

また、人生における幸福度も、人のつながりに関係しているという調査結果がさまざまな場で証明されており、SocialCapitalは個人の幸せにも繋がると考えています。

これまでのまちづくりの現場では、人力によるイベントであったり、俗に言うお節介おばさんのような、属人的なリソースに頼ることが多く、また、定量的な可視化も難しかったため、SocialCapitalをビジネスに組み込むことは難しいという固定概念があるように思います。

そこで我々は以下の方法で人と人がつながる仕組み作りに挑戦していこうと考えています。

①ハード(建物や場所)に加えて②ソフト(例えばアプリ)、さらには③ルールやオペレーションというこれら3つの要素を組み合わせ、人と人がつながる手法を生み出していく、これをSocialCapitalエンジニアリングと位置付けGoldilocks社の核となる技術として開発していこうと考えています。

わたしたちは本来の人間らしい「つながり」を大切に、
lifeとworkを融合させた「くらし」全体を
アップサイクルしていきたいとかんがえています。


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